〈ブロッコリー〉洗ってから切る?茎は食べてもOK?管理栄養士が教えるブロッコリーの下処理

 〈ブロッコリー〉洗ってから切る?茎は食べてもOK?管理栄養士が教えるブロッコリーの下処理
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中村友也
中村友也
2024-05-19

ブロッコリーは野菜の中でもビタミンやタンパク質が多く、栄養価が高い食材です。 また、様々な方法で調理ができるため適切な下処理を行うことで、料理のクオリティを上げることができます。この記事では、ブロッコリーの簡単な下処理の仕方について管理栄養士が紹介します。

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ブロッコリーの下処理5ステップ

1. ブロッコリーを洗う

まず、ブロッコリーについている汚れをしっかり水で洗い流しましょう。

特に、房の間に汚れや虫が入り込んでいることがあるため要注意です。

洗う際は大きめのボウルに水を張り、ブロッコリーの茎を持って房の部分を水の中で回して洗うことで綺麗に洗うことができます。

小さくカットして使用する場合は、切ってから洗うとより綺麗に汚れを落とすことができます。

2. 茎の固い部分を切り落とす

ブロッコリーの茎の下部は硬くて食べにくいので、包丁を使って切り落としましょう。

茎部分も食べたいという方は、しっかりと皮をむけば食べることができます。

また、茎の中央部分は柔らかく栄養価も高いので、房と一緒に食べることができます。

3. ブロッコリーを小房に分ける

基本的に、ブロッコリーは使いやすいように小房に分けることが多いです。

包丁を使って切り分けるか、手で折り取ることも可能です。

ただし、房側から包丁を入れると花蕾が崩れてしまうため、茎に包丁を入れて切り分けるようにしましょう。

また、均等に火が入るように、サイズも均等に分けることがポイントです。

4. 下茹でをする

ブロッコリーを煮たり茹でたりして使う場合は、他の食材と火の通りを均一にするために、下茹でをしておくことをおすすめします。

下茹での際には、沸騰したお湯の1%ほどの塩を入れ、1〜2分ほど茹でたら粗熱を取っておきましょう。また、塩茹ですることでブロッコリーの色を綺麗に保つことができます。

ちなみに、焼いて食べる場合などは下茹では不要です。

5.余った分を保存する

使わなかった分は、密閉袋に入れ冷蔵庫で保管することができます。

ただし、中心の大きい茎を取ってしまうと乾燥が進みやすいため、あらかじめ使い切らないことがわかっている場合は、小房だけ切り取り、茎は残して保管しておきましょう。

また、茎を食べないという場合は、残った分を全て小房に分けて冷凍保存しておくことも可能です。

まとめ

今回は、ブロッコリーの基本的な下処理の方法について紹介しました。

適切な下処理を行うことで、ブロッコリーの美味しさを最大限に引き出すことができます。

和食から洋食までさまざまな料理に活用できるブロッコリーをぜひ味わってみてください。

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AUTHOR

中村友也

中村友也

フリーランス管理栄養士。 私立大学の管理栄養士養成課程を卒業後、新卒で高度急性病院で栄養管理、栄養指導に従事。栄養指導件数は300件以上。その後独立しフリーランスへ。 現在は管理栄養士としての知識や経験を活かし、ライターとして健康、栄養ジャンルの記事を執筆。 また、自身の体験を元にしたブログの運営やコミュニティの代表も務めている。



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