「怒ってる?」と聞かれたことある人必見!たった60秒で気分も笑顔も整う【首ひねるだけストレッチ】
怒ってないのに「怒ってる?」と聞かれたり、顔色をうかがわれたことがある人、意外と多いのでは? 忙しい毎日を過ごす私たちは、知らず知らずのうちに、肩を力ませたり、奥歯を噛み締めたりしています。さらにはあごまわりも常に緊張状態で、への字口になって怖く見えたり、老けて見えたりしているかもしれません。そんな方にオススメの1分エクサをご紹介。深い呼吸と柔らかい表情を取り戻しましょう。
つい「への字口」になっちゃうのはなぜ?
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を取り続けると、首や胸の筋肉がこわばり、呼吸が浅くなってしまいます。特に、猫背姿勢がくせになっていると、肋骨の動きが制限され、肺が広がりにくくなり、より呼吸は浅くなる傾向に。首・肩、そして顔の特に下半分の筋肉が固りやすくなります。
自律神経が乱れていると「ため息」も出やすく
加えて、息苦しさや動悸があるなら、呼吸のリズムを司る自律神経のバランスが乱れている可能性も。アクセル役の「交感神経」とブレーキ役の「副交感神経」のバランスが崩れると、緊張モードから抜け出せず、呼吸がさらにギクシャクする悪循環に。呼吸が知らず知らずに止まっていて、気がつけば大きなため息が出ていた、なんて経験もあるかもしれません。
イライラが溜まるのも表情が固くなる原因
慢性的な自律神経の乱れは、イライラや集中力の低下を招くこともあります。表情の硬さにもつながります。
たった1分のルーティーンで自律神経と表情を整える
おすすめなのが、緊張を落ち着け、適切に副交感神経優位へと切り替えるルーティーンを持つこと。
首をひねるだけで表情は変えられる
首をひねろうとすると、あごが上下したり、頭が傾いたり、背中も一緒に動いたりと、いろんな動きが勝手についてきます。こういった自然とついてくる動きのことを「運動連鎖」といい、日常動作では当たり前に行われています。ストレッチによる血流改善に加え、集中することの相乗効果で自律神経への効果がより期待できます。
首ひねりが表情や呼吸を軽くする理由
呼吸が深まり自律神経が整うことで、精神面での安定にも繋がる「首ひねりストレッチ」。アプローチできるのは、回旋運動を担う板状筋や、斜角筋や胸鎖乳突筋、小胸筋など、呼吸の補助に関係する筋肉です。
胸鎖乳突筋や小胸筋は、首・肩周りの姿勢の維持とも深く関わり、硬くなると首から顔へとつながる組織を下へ引っぱり、顔のたるみにつながるものばかりです。板状筋とともに、目の奥頭痛や眼精疲労とも大いに関わり、しっかりほぐせば、不調の軽減とともにフェイスラインをスッキリさせることにも役立ちます。
固まった筋肉をほぐし、緊張していた気持ちを適度なリラックス状態へ整える一挙両得アプローチで、内側からも外側からも柔らかなスマイルを取り戻していきましょう。
「首ひねりストレッチ」の行い方
①まっすぐに立ち、両肩に手を置く。
②右手のひとさし指であごに軽く触れる
③あごの高さを一定にしたまま、ゆっくり首を右にひねる。このとき左肩が前に出ないように注意。
④そのまま深呼吸を8回(約30秒)続ける。
*口角を少し上げるとさらに効果UP
*鏡で、奥側の肩が前に出ていないかチェックしながら行うのもおすすめ
⑤反対側も同様に
NG例
最初はストレッチされる感覚に引っ張られてあごが上がることが多いです。うつむきグセのある人も気をつけてください。
POINT
最初は鏡を見ながら行ってみよう
正面から見て左右の肩の高さを揃えるのはもちろん、真横から鏡で見ながら行うとあごの上下が起きにくくなります。動画撮影でチェックすれば、さらに自分の首のひねり方のクセがわかります。
左右で違いを感じたら、それは集中できた証拠!
時間があれば、やりにくい方をもう1セット行うのもオススメです。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く








