運動不足の人が避けた方がいいNG食べ物とは?管理栄養士がアドバイス

運動不足の人が避けた方がいいNG食べ物とは?管理栄養士がアドバイス
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健康を保つのに不可欠な運動。でも、実際は「忙しい」、「面倒」、「楽しくない」といった理由でなかなか行動できない…という方は多いのではないでしょうか?そこで今回は、運動不足の方のために、食事で気をつけることをご紹介します。合わせて運動不足を解消する簡単な方法についてもお伝えしますのでぜひチェックしてみてくださいね。

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運動不足の人が避けるべきNG食べ物の特徴

糖質過多

精製された白米や小麦粉を使ったパンやうどんは、精製によって見た目はきれいですが体に必要なビタミンやミネラルがそぎ落とされている状態です。これらはたくさん食べると血糖値の急激な上昇と下降を招き、とりすぎたカロリーや脂肪が体に蓄えられやすくなってしまいます。菓子パン、ケーキ、クッキーなどのお菓子類なども食べすぎには注意が必要ですよ。

脂質過多

揚げ物や脂っこい料理、加工食品はカロリーが多いわりに栄養のバランスが悪いものが多いです。とくに加工食品は飽和脂肪酸やトランス脂肪酸のとりすぎにもなり、将来の病気のリスクを上げてしまうことも…。ウインナーやベーコンなどの加工肉製品や、大学芋やあんドーナツといった揚げたお菓子も頻度を考えましょう。

あげたお菓子
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栄養素のバランスがとれていない食事

サラダだけ、肉だけ、果物だけといった単品だけの食事をしている方も要注意!カロリーを抑えているので一時的には体重を落とせるかもしれませんが、必要な栄養素がとれていなければ消費エネルギーが減って太りやすい体になってしまいます。

栄養バランスってどうやって整える?

「バランスのよい食事をとりましょう!」といわれても最初はどうしてよいかわからなくなりますよね。そんなときに使えるのが、あなたの「手のひら」です。

1食につき、たんぱく質と炭水化物は手のひらひとつ分、野菜は手のひらふたつ分を意識すれば、自然とバランスが整った食事に近づきます。カロリーを抑えることだけに注目するのではなく、毎回の食事でたんぱく質、脂質、炭水化物がとれているかを意識してみましょう。

上でお伝えしたNG食べ物も全く食べてはいけないというわけではありません。我慢を重ねた結果、ストレスが溜まってドカ食いにつながり自己嫌悪に陥るという悪循環にならないために、適度にチートデイを作ってくださいね。

運動不足を解消する簡単な方法

運動が苦手な方の中には、わざわざ着替えて運動の時間を作ることにハードルを感じている方は多いと思います。そんなときは、そのままの服装で構わないので、まず5分間体を動かしてみましょう。通勤や家の掃除や片づけなどの家事も立派な運動です。また、ダンス動画やストレッチ動画をみながら一緒におこなうなど、いつでも手軽にできるものを見つけると習慣化のカギになりますよ。

まとめ

運動不足の方が避けた方がよい食べ物の特徴をご紹介しました。運動を習慣的に行っていない方は、筋肉量が少ない傾向にあるので食べたものがそのまま体に吸収され太りやすい状況にあります。今回ご紹介したNG食べ物は頻度を考えて、食事のときは自分の手のひらのサイズを目安にしてバランスを意識してみてくださいね。

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