【座るとパカッ】は脚が太くなる前兆かも…日頃使われにくい股関節内転筋群をゆるく活性化するストレッチ
椅子に座ると、膝がパカッ…。これは、太ももの内側・股関節内転筋群が衰えているサインーーそして、脚が太くなる前兆でもあります。股関節内転筋群は日常の動きではあまり使われないので、意識的に足を大きくまわしたり、ストレッチをしたりすることで、活性化していきましょう! 今回は、四つ這いでおこなう簡単な「内ももほぐし」のやり方をご紹介します。
座ると脚がパカッと開くのは、「脚が太くなる」前兆かも…!
電車の座席でふと足もとを見ると、「パカッと開いていて、恥ずかしい思いをした…」――こんな経験はありませんか?
もしかしたらそれ、太ももの内側の筋肉・股関節内転筋群が弱くなっているサインかもしれません。
日常の動きではあまり使われない「股関節内転筋群」
股関節内転筋群とは、太ももの内側にある筋肉の総称で、おもに次のような働きをしています。
<股関節内転筋群のおもな働き>
- 股関節を内側に曲げて、足を閉じる
- 股関節の曲げ伸ばしをする
例えば、水泳の平泳ぎのキックや乗馬などで活躍する一方で、日常生活の動きではあまり使われない――それが、股関節内転筋群です。股関節内転筋群が衰えると、「椅子に座った時に脚(膝)がパカッと開いてしまう」「腰が丸まる」「歩く時、小股になる」「あぐらで座りにくい」ほか、左右差があるとひざに痛みが出たりすることもあります。
また、お尻や股関節の動きが悪くなって、太もも・ふくらはぎの筋肉に負荷がかかったり、血液・リンパ液の流れが滞ってむくみやすくなったりすることで、脚が太くなるケースもあります。
特に、座って過ごす時間が長い人や、運動不足になりがちな人は、股関節内転筋群が衰えやすいので、ちょっとしたすきま時間に足を大きくまわしたり、ストレッチをしたりするといいでしょう。
足先パタパタで内ももを優しく活性化! 股関節内転筋群のストレッチ
<やり方>
1)四つ這いからスタート! 手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく。ひじを軽く緩めて脇を締め、腰で天井を押すように背中を平らにするとgood
2)骨盤の位置はそのまま、股関節から真横に左足を伸ばす。左足小指側でも床をしっかり踏む
3)息を吐きながら、お尻をうしろに引く<回数:5呼吸~>
4)息を吸いながら左足先を上に向ける~息を吐きながら左足先を床につける。呼吸に合わせて繰り返す<回数:5~10回>
5)反対側もおこなう
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