【何をしても痩せない…】ダイエット停滞期におすすめ骨盤リセットヨガ
何をしても体重が落ちない。食事も運動も頑張っているのに、なぜか体が変わらない。その原因、実は骨盤の歪みにあるかもしれません。骨盤が歪むと、筋肉の使い方や血流・リンパの流れが滞り、代謝が低下。つまり、どんなに努力しても「痩せモード」に入れない状態に。今回は、寝る前にできる簡単な骨盤リセットヨガで、停滞期を抜け出すヒントをお伝えします。
「食べてもいないのに太る…?」停滞期の原因は骨盤にあった
どれだけ食事を控えても、運動を増やしても、体重がピタリと止まって動かなくなる「停滞期」。多くの人は「代謝が落ちた」「年齢のせい」と考えがちですが、実はその陰に骨盤の歪みが潜んでいることがあります。
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ「体の土台」。この土台が少しでも傾くと、姿勢が崩れ、内臓の位置や筋肉の使われ方にも影響が出ます。本来スムーズに巡っていた血流やリンパの流れが滞り、結果として脂肪が燃えにくい体になってしまうのです。しかも厄介なのは、この歪みが自覚しにくいこと。長時間のデスクワーク、片脚重心、座り姿勢のクセ。日常の小さな習慣の積み重ねが、少しずつ骨盤を歪ませていきます。
「何をしても痩せない」「以前よりむくみやすい」そんな変化を感じたときは、体の表面ではなく骨盤の中心に目を向けてみましょう。そこに、停滞期を抜け出す鍵が隠れています。
ダイエット停滞期から脱出する骨盤の歪み解消ストレッチ
STEP1:寝たままできる骨盤リセット「両膝抱えゆらし」
骨盤のまわりをやさしくほぐすことで、腰の緊張を解き、血流やリンパの巡りを促します。呼吸と合わせて行うと、自律神経も整い、寝つきが良くなる効果も。
<やり方>
1)仰向けになり、両膝を胸の前で抱えます
2)肩や首をリラックスさせ、上体の力を抜きましょう
3)息を吐きながら、ゆっくり左右に小さくゆらします。骨盤をマッサージするようなイメージで
4)呼吸を止めずに30秒〜1分ほど行い、自然なリズムで続けます
5)最後に両足を伸ばして深呼吸。腰まわりがじんわり温かくなればOK
STEP2:うつ伏せで骨盤ゆるめ「ワニのポーズ」アレンジ
骨盤のまわりを広げながら、腰・お尻・太もも裏の緊張を解くポーズ。呼吸が深まり、副交感神経が優位になるため、寝る前のリラックスにも最適です。
<やり方>
1)うつ伏せになり、両腕は体の前で楽に広げます
2)右脚を横に大きく出し、ひざを90度に曲げて、骨盤をベッド(または床)に沈めるようにリラックスしましょう
3)深呼吸をしながら、腰まわりがじんわり温かくなるのを感じます
4)30秒〜1分キープしたら、反対側も同様に行いましょう
STEP3:骨盤の詰まりを一気に解放「ハラアーサナ(鋤のポーズ)」アレンジ
下半身の血流を逆方向に流すことで、骨盤まわりの滞りをリセット。脚のむくみ解消や内臓の位置リセットにも効果的です。寝る前よりも、日中のリフレッシュタイムや夜ヨガの前半におすすめ。
<やり方>
1)仰向けで両脚をそろえ、両腕は体の横に置きます
2)息を吐きながらゆっくり脚を持ち上げ、頭の後ろへ下ろしていきます
3)余裕があれば、両手を背中の下で組み、肩甲骨を寄せて胸を開きます
4)首・肩に無理のない範囲で、呼吸を深めながら30秒ほどキープ
5)戻るときは、背中をゆっくり床に下ろしながら脚を戻します
首に違和感がある方や高血圧の方は、このエクササイズは避けましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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