「なんだか不調…」を根本解決!インナーデトックスで心もカラダも整える簡単「腸活」のススメ

「なんだか不調…」を根本解決!インナーデトックスで心もカラダも整える簡単「腸活」のススメ
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佐藤 舞
佐藤 舞
2025-10-17

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。この時期、寒暖差や年末への忙しさから、自律神経が乱れ、「胃腸がお疲れモード」になりがちです。 お腹が張ったり、重く感じたりした経験はありませんか? 実は、この内臓疲労こそが、ヨガの練習の質を下げてしまう大きな原因の一つです。お腹の不快感は、体幹(コア)の安定を妨げ、深い呼吸や集中力まで邪魔してしまいます。 そこで今回は、11月にこそ実践したい、「内側からキレイを磨く腸活」にフォーカスします。旬の食材とヨガを組み合わせた「インナーデトックス」で、ポーズの安定と美肌・集中力を手に入れましょう。

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急な冷え込みと忙しさで、心身ともに「なんか調子が悪い…」と感じていませんか?その不調の原因は、胃腸のお疲れかもしれません。内臓疲労は、ヨガの集中力やポーズの質まで下げてしまいます。そこで今回は、この時期に最適で、心とカラダを根本から整える「インナーデトックス」をご紹介。「インナーデトックス」とは、腸内環境を整え、代謝や排出機能を本来の状態に戻すことを指します。消化を助け、体の巡りを良くすることで、心身の軽さや集中力の回復を実感できるでしょう。旬の食材とヨガで、ポーズの安定と美肌・集中力を手に入れましょう。

1.内臓の重さが「コアの安定」を妨げる理由

ヨガのポーズ、特にねじりや逆転のポーズで、お腹に力が入りにくいと感じる場合、それはインナーマッスルだけでなく、内臓の状態が関わっているかもしれません。

消化にエネルギーを使いすぎたり、便秘などで腸の動きが滞ると、お腹の張りや重さを感じやすくなり、体幹が不安定になることもあります。腸の動きを整えることは、内側からポーズを支えるための大切な土台作りです。

2. 腸活の鍵!「消化酵素」で内臓を休ませる

この時期の腸活では、まず消化の負担を減らすことが重要です。まず、オススメな食材は、 「大根」です◎

大根には、でんぷんの分解を助けるアミラーゼなどの酵素が含まれており、食べものの消化をサポートします。食後の胃もたれを軽減し、結果的に消化器への負担を減らす効果が期待できます。酵素は熱に弱いため、食前や食事中に「大根おろし」として生のまま摂るのがオススメです。

次にオススメな食材は、「根菜類」です。ごぼう、きのこ、さつまいもなどの根菜類には食物繊維が豊富に含まれ、腸内の善玉菌を育て、便通を整える働きがあります。腸内環境が整うことで、結果的にお腹の張りが軽く感じられることもあります。

3. 精神の安定にも貢献!「発酵フード」で集中力アップ!

腸内環境は、セロトニンなどの心の安定に関わる神経伝達物質の生成に深く関わっています。腸内細菌のバランスを整えることは、不安を減らし、ヨガのポーズへの集中力を高めることにもつながります。

味噌や甘酒などの発酵食品には、腸内の善玉菌のエサとなる成分や、菌の代謝産物が含まれています。これらを取り入れることで腸内環境を整え、心身の安定に関わるセロトニンの働きをサポートします。

4. 【ヨガとの相乗効果】内臓を活性化するポーズ

食事で内側を整えたら、ヨガのポーズでさらにデトックスを加速させましょう。

ガス抜きのポーズ (パヴァナムクターサナ)

腹部を圧迫し、腸に刺激を与えてガスの排出を助けます。 

半分の魚の王のポーズ (アルダ・マツィエンドラ・アーサナ) 

内臓を優しくねじることで血行を促し、消化・排泄機能を高めます。 

これらのポーズを食前や、消化が落ち着いた空腹時に行うことで、腸活の効果を最大限に引き出しましょう。

11月の食養生は、冬に向けての土台作りです。旬の食材が持つ力を借り、消化を助け、腸内をクリーンに保つ「インナーデトックス」を意識することで、ヨガのプラクティスはより深まり、心とカラダをクリーンにして、健やかにお過ごしになってくださいね。

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