脇のハミ肉とたるみにサヨウナラ!すきま時間にできる【肘パタパタエクササイズ】
正面からも背面からも見えたら気になる脇のハミ肉たち。ジムに通わなくても、スキマ時間でこの動きをやると引き締まっていきますよ。
脇のハミ肉の原因
腕を下げていると胸と腕の間や、背中にムニッと現れる脇肉。体重が増えたわけでもないのに、なんでこんなところに肉がついてきたの?と思ったことはありませんか。いわゆる脇のハミ肉ですが、ついてしまう・増えてしまう原因はいくつか考えられます。
1. 胸の筋肉が衰えてきたから
脇周囲は腕を大きく動かすことで動く部位です。腕を大きく動かす機会が減ると脇の周囲にある胸の筋肉がたるみやすくなります。特に女性の場合、胸には脂肪が多くついています。胸の筋肉が衰えるとその脂肪を支えきれず、脂肪は横や後ろに流れやすくなります。これらがハミ肉の原因につながります。
2. 日頃から猫背姿勢でいるから
前に屈むような姿勢を長時間とっていると脇や胸周囲の筋肉はこり固まりやすくなります。姿勢の悪さが前述した筋肉の衰えを助長してしまい、より脇周囲に脂肪がつきやすくなってしまいます。
3. 合わない下着をつけているから
例えば小さな下着をつけていると、胸の脂肪が下着の中に収まらずに外に出てしまいます。逆に大きな下着をつけていると、下着の中で胸の脂肪が横に流れてしまいます。胸の脂肪が本来あるべき位置からズレてしまうことがハミ肉の原因です。
日常ではこれを意識!
日常生活でも姿勢に気をつける・下着のチェックをすることでハミ肉の予防をすることは可能です。普段デスクワークが多い方は合間で背伸びをするように、腕を大きく動かす習慣をつけてみましょう。下着に関しても専門店でサイズをみてもらったり、正しい着用方法を再確認してみてください。ちょっと意識するだけでも脇周囲がスッキリしてきますよ。
鍛えるのは胸筋と前鋸筋
前述した原因を見ていくと、ハミ肉の撃退には腕~脇周囲を動かすことが効果的であるといえます。特に胸や脇周囲の筋肉を刺激することがハミ肉の解消になるのですが、今回は下記イラストにある胸筋(大胸筋・小胸筋)、そして前鋸筋という筋肉を意識していきます。
胸筋:この部位が固くなってしまうと腕が大きく動かせなくなります。腕を動かさないことは脇のハミ肉が増える原因になります。
前鋸筋:肋骨の外側から肩甲骨の裏側にかけて付いている筋肉です。腕の動作をサポートする役割がありますが、猫背姿勢ではここが固まりやすくなってしまいます。
上記の筋肉を意識しながら次に紹介するエクササイズを実践してみてください。
【肘パタパタエクササイズ】の実践
スキマ時間や自宅でも手軽に胸筋と前鋸筋を刺激できる運動を紹介いたします。
運動前に背伸びストレッチや肩回し運動などで腕の付け根周囲をほぐしておくと、より動かしやすくなります。肘を動かす際は脇のあたりから力を入れて動かすようにしてみましょう。
(1) 両手の平を上に向けて肘をくっつける。脇から閉じるように腕を動かす
(2) 肘を外側に開きながら両手を閉じる。この時に手の平同士を少し押し合う
上記の動きを15〜20回行います。
注意事項
呼吸を止めないように注意しましょう。息を吸いながら肘を開き、息を吐きながら閉じるとやりやすいです。
NG写真のように首肩が力み過ぎないように気をつけてください。開いた肘を肩より上げてしまうと力みやすくなります。
エクササイズの詳細は以下動画からも確認いただけます
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