【下腹ぽっこりの本当の原因は「内臓下垂」】ぽっこりお腹解消の近道!落ちた内臓を引き上げる「ヒップリフトブレス」
ポッコリお腹を解消する近道は、お腹の「内側から」と「外側から」の両方からアプローチすること。今回はこの2つの要素が同時に行える「ヒップリフトブレス」をご紹介します。
ポッコリお腹の正体
「皮下脂肪」と「内臓脂肪」
お腹の皮膚のすぐ下には皮下脂肪があり、その下には腹部の筋肉がレイヤーにように重なっています。そして、その筋肉の内側には内臓脂肪と内臓があります。
年齢や性別、体質などにより皮下脂肪がつきやすい、内臓脂肪がつきやすいなど個人差はありますが、成人の場合皮下脂肪と内臓脂肪が6対4未満を維持することが望ましいとされています。
内臓脂肪の量を知る目安としては、ご自身の血液検査の項目の「中性脂肪」または「トリグリセライド(略してTG)」の数値が基準値内に収まっているかをチェックするといいでしょう。
お腹のポッコリは「内臓下垂」が原因の場合も
実はポッコリお腹の原因は、皮下脂肪や内臓脂肪といったいわゆる脂肪太りだけではなく、内臓が下垂することによる場合もに多いのです。
私たちの内臓は、インナーユニットと呼ばれるお腹の深部にある「腹横筋」や「骨盤底筋群横隔膜」、「多裂筋」により安定しているのですが、そのインナーユニットが弱いと内臓のポジションが下がりやすくなる場合があります。また、女性は男性よりも骨盤の形状が横に広く浅くなっているため腸が下がりやすい傾向にあります。
また、内臓下垂になるとお腹まわりのラインが気になるだけでなく、消化器系の働きが低下したり、冷え性、腰痛、生理不順、頻尿などの原因になることもあります。
ポッコリお腹を解消する近道
過剰な脂質や糖質を控えたり、ウォーキングなどの有酸素運動を行うことも大切ですが、比較的筋肉量が少ない女性の場合は、お腹の内側にある内臓のポジションを整え、内臓を外側から支えているインナーユニットの筋肉群を鍛えていくことも重要になってきます。
お腹の内側&外側を同時に整える「ヒップリフトブレス」
※食後すぐは避け、1時間以上経ってから行いましょう。
①両膝を曲げて仰向けになり、腰幅に両脚を開きます。両かかとはできるだけお尻に近づけ、両手は下腹部に乗せましょう。
②鼻から息を吸いながら骨盤を持ち上げます。この時、吸い込んだ息でお腹が少し膨らむのを両手で感じましょう。
③持ち上げた骨盤の位置が下がらないように気をつけながら息を吐き切ります。吐く呼吸でお腹が少し凹んでくるのを両手で感じてください。
※凹むのが感じられなくても大丈夫です。まずは凹むイメージからしてみましょう。
④息を吸いながら①の姿勢に戻り、そこで息を吐き一度リラックスします。この一連の動作を5セット行いましょう。慣れてきたら10セットまで増やすのもおすすめです。
▼実際の動きを分かりやすい動画で見てみる▼
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