自分に合った仕組みに変えるだけで、片付けがラクに|収納プロの実体験より
毎日の暮らしは、ちょっとした工夫でぐっとラクになります。シャンプーボトル収納を試行錯誤した体験から、「モノを見直す」だけでなく「仕組みを変える」ことの大切さに気づきました。
毎日使うシャンプーボトル。
お風呂場に置いておくと、ボトルの底がヌルヌルしてしまったり、棚の掃除が面倒だったり。そこで、「お風呂場に置かず、毎回持ち込むスタイル」にしてみました。
最初は「これで快適!」だったのですが、続けるうちにまた別の小さな不便さが出てきます。なので少しずつ工夫を重ね、今のやり方にたどり着きました。
【ステップ1】カゴごと持ち込み方式
初めは、ボトル類をカゴにまとめて、最初に入る人がそのまま浴室へ。最後の人がカゴを出す仕組みにしました。ただ、カゴごとだとちょっと重たい。さらに、わが家ではバスマットを使わなくなって、置き場所にも困るように。
【ステップ2】珪藻土マットを敷く
カゴの底に珪藻土マットを敷いて水切り対策。最初は快適でしたが、気をつけていてもどうしても割れてしまう。さすがに3回目でついに断念し、セルロースシートへ切り替えました。なお、うちでは無印良品さんのステンレスワイヤーバスケットとセルロースシート(3枚1組499円)を使ってます。
【ステップ3】キャスターをつける(最終形態!)
ボトルが満タンだとカゴはずっしり重たい。床掃除のたびに動かすのが大変でした。そこで、ワイヤーバスケットにキャスターを取り付けたら、一気にラクに!ちなみに取り付けは【100均のキャスター+結束バンド】で工具不要。DIYが苦手な方もきっと簡単にできますよ(不器用な私でもできた♪)
こうして振り返ると、ただ「モノを見直す」だけではなく、【仕組みそのものを変えること】で、ぐっと暮らしがラクになるのだと実感しました。
片付けは“減らすこと”だけではありません。
自分のやり方に合うように整えていくことも、片付けの大切な一歩。小さな工夫でも、心や暮らしの負担が軽くなり、日々の家事がスムーズになります。
ほかにもわが家の工夫を少し
保存容器
10年近く、ガラス製の保存用器を愛用。お弁当用や残り物をそのまま食卓に出せるし、冷蔵庫の中でも中身が見やすく、見た目もすっきりです。
掃除用具
床掃除の道具はしまい込まず、出しておける置き場所に。洗面所の床は、ホコリや髪の毛がたまりやすくマメに掃除したい。気づいたときにサッと手に取れるので、掃除のハードルが下がりました。
あなたの暮らしの中にも、「ちょっと面倒だな」と感じるものはありませんか?
置き場所を変える。道具を変える。そんな小さな工夫が、思いがけない快適さにつながります。
まずは一つ、出し入れしにくいモノに、目を向けてみるのはいかがでしょうか。
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