「収納がいっぱいで片付けられない…」→空ける・観察するだけでも整い始める|やさしい片付けのヒント
「収納がいっぱいで片付けられない…」そんなときは、空ける・観察するだけでもOK。余白を味方にする、やさしい片付けのヒントをお届けします。
「家の収納に、余白なんてありません」
片付けのお悩みで、よく聞く言葉です。引き出しも棚もパンパン。しまう場所がない。捨てるのも難しい。だから、とりあえず押し込んで、見えないふりをしてしまう。暮らしに「余白なんてない」と感じている人にこそ、今日はいつもと少し変わった視点をお届けします。
コップに水が半分入っているとき、あなたはどう思いますか?
「半分しかない」
「まだ半分ある」
この2つが、よく知られた捉え方です。でも、最近読んだ本の中で、もうひとつの見方があってハッとしました。
それは、「半分空いている」という捉え方。
「まだ入れる余地がある」「どう使うか選べる」という、可能性に目を向ける視点です。空いているからこそ、これから何を入れるか選べる自由がある。スペースがあることは、まだ【余白】が残っているということ。可能性が広がっている証拠です。
【余白がある】の視点で片付ける
余白の可能性に目を向けた捉え方は、片付けにもつながります。
とはいえ、いきなり「じゃあどこか一か所、空けてみましょう」と言われても、
「その場所が見つからない」
「全部パンパンで、空ける余白なんてムリムリ」
と感じる人がほとんどかもしれません。
だからこそ、まずは【眺めるだけ】でもいいのです。例えば、いつも使っている引き出しを開けて、今日はちょっとだけ【観察】してみる。
何が入っているかな?
最近使った?使ってない?
なんでこれここにあるんだろう?
考えるだけでも、小さな気づきが生まれます。
それはもう、片付けの最初の一歩です。
また、机のすみや棚の一角など、ほんのハガキ一枚分でもいい。ここは何も置かないと決めて、空いている状態を保ってみる。そのスペースを見ることで、「空いてるって、心地いい」と感じられるようになるかもしれません。
整えることは、何かを減らす行為ではなく、自分の暮らしに【ちょうどいい余白】をつくる作業です。
いきなり完璧を目指さなくて大丈夫。まずは【観察する】【 空けてみる】といった小さなステップから始めてみませんか?少しの余白が、心の内側にスペースを作り、呼吸をラクにしてくれます♪
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