簡単だけど効く!頑固な腰肉がごそっそり落ちる「ねじりストレッチ」
年を取ると腰まわりに余分な肉がつきやすい。けど、解消するためには何から始めたら良いか分からない…という方はいませんか?そこで今回は、頑固な腰肉とバイバイするストレッチを紹介します。
腰肉がつく原因
気づくといつの間にかついている腰まりのお肉たち。見た目にボディラインが変わったり、昔の洋服が着れなくなったりとなかなか厄介ですよね。この浮き輪肉といわれるものが増えてしまう原因として以下が考えられます。
運動不足や加齢による筋肉量の低下
筋肉量が減ることで腰周りがたるんで見えるようになります。筋量が低下すると基礎代謝量も落ちるため、体に脂肪がつきやすい状態になってしまいます。体の調子に合わせて、無理なく体を動かす習慣をつけていきましょう。
日頃の姿勢が悪い
不良姿勢は骨盤の歪みにつながります。骨盤が歪むことで筋肉の使われるバランスが悪くなると腰まわりに脂肪がつきやすくなってしまいます。デスクワークなどで長時間座りっぱなしになる方は作業中の姿勢を出来る限り意識していきましょう。
3. 腰周囲の筋肉が冷えている
体は冷えると皮下脂肪がつきやすくなります。腰が冷えてしまう原因としては外気温の変化だけでなく、前述した運動不足などによる血行不良などが挙げられます。冬場でなくてもお風呂では湯船につかるなど、冷え対策をしていきましょう。
何から始めたらいい?
体重が増えたわけでもないのに腰肉が気になるという場合は日頃の運動習慣・生活習慣を見直してみてください。必要に応じて体を動かしたり、食事も糖質・脂質・タンパク質をバランスよく摂るようにすることで腰肉の解消につながっていきます。
とは言っても急に運動を始めるのは抵抗があったり、具体的に何をしたら良いか分からない方にはストレッチをオススメします。腰周りにはいくつかの筋肉が存在しますが、普段の生活で硬くなっていることが多いです。硬くなってしまった筋肉と脂肪をじんわりとほぐしていきましょう。腰の血行が良くなるとより運動しやすくなりますし、腰の冷えを予防することも出来ます。ストレッチを続けるだけでも腰周りがスッキリしてきますので、運動が苦手という方もぜひ試してみてください。
ポイントは腰方形筋
今回ご紹介するストレッチでは腰の筋肉の中でも深層部にある腰方形筋を意識していきます。腰方形筋は腰椎と骨盤に付着する筋肉で、上半身を横に傾ける・捻じる・骨盤を安定させるための動作に関与します。
腰方形筋がほぐれると体側が伸び、腰だけでなくお腹も楽になってきます。日頃良い姿勢を保つためのお腹の力も入れやすくなります。ストレッチを実践する際はこの腰方形筋を引き伸ばすイメージをしながら行ってみてください。
頑固な腰肉にバイバイするマーメイドストレッチ
腰方形筋の特徴として、筋肉の柔軟性に左右差を感じやすいというものがあります。より伸びる方に合わせてストレッチをするというわけではなく、左右それぞれの腰方形筋やその周囲が気持ちよく伸びるように動いてみてください。
<やり方>
1)四つ這いの姿勢で脚を閉じ、息を吐きながらお尻を右横に下ろし、両手で体を支えながら背すじを伸ばす
2)左手とお尻を遠ざけるようなイメージで、心地よい伸びを感じるところで15~20秒ほどキープ。自然な呼吸を行いながら、右腰からお尻の上あたりまで伸びを感じましょう。余裕があれば目線は左肩越しに足元を見る
3)右側が終わったら四つ這いの姿勢に戻って、左側も同様にストレッチを行う
<注意事項>
腰痛がある方はこちらのストレッチを行う前に、背伸びやツイスト運動をして背骨周辺をほぐしておくとやりやすくなります。もし、実践中に痛みや違和感を感じた時は中止してください。
▼ ストレッチの詳細は以下動画からも確認いただけます ▼
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