夜のドリンクがダイエット成功につながる?寝る前に飲むべきおすすめドリンクとは【管理栄養士が解説】

夜のドリンクがダイエット成功につながる理由とは？

ダイエットを成功させるにはカロリー制限や運動が重要だと思われがちですが、実は「良質な睡眠をとる」ことも大切なんです。ぐっすりと眠ることでホルモンバランスを整え、食欲をコントロールしやすくなるため、ダイエットの効果を高めることができるんですよ。

スムーズに入眠するために必要なことは、「就寝前に適度に体温を上げること」。とくに、寝る前に温かい飲み物を飲むと、体の中心部分である深部体温が上がります。人は体温が下がるタイミングで眠気を感じるため、就寝しやすい環境を作ることができます。

やせスイッチをON！夜におすすめの飲み物は？

白湯

体を温めてくれる簡単な飲み物として代表的な白湯。カロリーがなく内臓を休ませる効果も期待できます。白湯をゆっくり飲んで体の中から温めると副交感神経が優位になるため、質のよい睡眠につながります。余計なものが入っていないので、歯磨きせずにそのまま寝ることができるのも続けやすいポイントですね。

ハーブティー

寝る前にハーブティーを飲むと、やさしい香りでリラックスできスムーズに入眠することが期待できます。とくに、甘い香りでクセの少ないカモミールや、消化を助ける効果が期待できるジンジャー、ペパーミントなどがおすすめです。ハーブティーにはノンカフェインのものも多く夜に飲んでも安心ですよ。

ホットココア

ダイエット中だけど、どうしても甘いものが飲みたい…というときはホットココアを選びましょう。ココアには自律神経の働きをコントロールすることが期待できるテオブロミンや、抗酸化力のあるカカオポリフェノールが含まれており、美容にもうれしいドリンクです。ただし、市販の調整ココアは砂糖が多く含まれているため、砂糖が使われていない「純ココア（ピュアココア）」を使用して甘さを控えめにしてくださいね。

夜寝る前のドリンクの飲み方は？夜に向かない飲み物は？

夜寝る前に飲むドリンクの量は「コップ1杯程度」を目安にしましょう。飲みすぎると夜中にトイレに行きたくなってしまい逆効果になってしまいます。また、アツアツの飲み物は交感神経を刺激することがあり、逆に寝付きにくくなってしまう場合もあるため、熱すぎず冷たすぎない温度（40℃〜50℃）に設定しましょう。

さらに、寝る直前に飲むと上がった体温が下がりにくく寝付きにくくなるため、ドリンクは寝る1時間前くらいに飲むのがベスト！飲んでから歯磨きをして寝室に向かうというルーティンを作れば継続しやすいですよ。

砂糖が入っている甘い飲み物やコーヒー、紅茶などのカフェインが入っている飲み物、アルコールは睡眠を妨げてしまうので、寝る前にはなるべく避けましょう。

まとめ

やせスイッチをONにする夜におすすめのドリンクと飲み方をご紹介しました。ダイエットを成功させるには、カロリー制限や運動も重要ではありますが、良質な睡眠も忘れてはいけない習慣のひとつです。寝る前に温かい飲み物を取り入れて、ストレスなくダイエットを続けましょう。