痩せグセがつく!?今日から始めるべき、食前の"足すだけ"4つの習慣とは|管理栄養士が解説

痩せグセがつく!?今日から始めるべき、食前の"足すだけ"4つの習慣とは|管理栄養士が解説
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少しずつ気温が高い日が増えてきて、もうすぐ薄着の季節がやってきます!毎年ダイエットに挑戦しようとして「今年もダメだった…」とならないように、今日から食前にできる「やせグセ習慣」を始めてみませんか?どれも簡単にできるものなので、ぜひご覧くださいね。

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「さぁやろう!と思わないもの」がダイエットを続けるコツ

ダイエットを続けるうえで難しいのが、「気合いやモチベーションを維持すること」ではないでしょうか?理想のプロポーションや目的が遠いものであればあるほど、これらを維持することが困難になります。

ダイエットとは、痩せることではなく「自分で体重を調整する力を身につけること」といっても過言ではありません。息をするように当たり前にできることをコツコツ続けることが大切です。

食前にこれをやってみて!簡単やせグセ習慣

温かい水か炭酸水を飲む

食事の前は体温が下がっているので、温かい水をゆっくり飲むことで胃腸が温まり代謝アップをサポートすることができます。暑い時期は温かい水を飲むのは大変なので、冷たい炭酸水でもかまいません。炭酸水のガスのおかげで満腹感がアップするので、ドカ食いを防ぐことができますよ。食事の30分前にコップ1杯程度の量をゆっくり飲んでみましょう。

炭酸水
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並んだ食事を30秒間見つめる

目の前に食事があればすぐに食べたくなりますが、まずは今からどんな食事を食べるのか観察してみましょう。どういう気持ちでその食事を選んだのか、作ってもらった場合は作った人の気持ちを想像するのもいいかもしれません。目の前の食事に意識を向けることで、「なんとなく食べ終わってしまって物足りない…」という気持ちを軽減することができます。食事中はスマホやテレビを消すことも大切です。

野菜や汁物からゆっくり食べ始める

お腹がすいているときは一刻も早く満たされるごはんに手が伸びがちですが、それはストップ!まずは野菜や汁物から口に入れましょう。野菜に含まれる食物繊維には「血糖値の急上昇を抑える」効果が期待できます。噛む回数が増え、食べ物がゆっくり消化されるので、食後の満腹感が継続されやすくなります。

10分間のウォーキングを行う

軽くお腹がすいている食前のタイミングでウォーキングを行うと、体内に蓄えられている脂肪がエネルギーとして使われやすくなります。ただし空腹感が強すぎる場合は体調を崩す可能性があるため、軽く食事を摂ってからおこなうのがおすすめです。

まずはひとつの習慣を始めてみよう

ダイエットにありがちなのが、「1か月で10㎏痩せる!」などといった無謀な目標を立ててしまうこと。困難な目標を立てれば、当然毎日の行動が多く制限され体も心も追い詰められてしまいます。

ダイエットが続かず悩んでいる方は、どんなことでもよいのでまずひとつの習慣を毎日続けてみましょう。できた自分を認めてあげながら、少しずつやることを増やしていくと負担に感じにくいですよ。

まとめ

今回は、やせグセを身につけるために食前にプラスする小さな習慣をご紹介しました。高い目標を立てることは時として大切ですが、無理や気合いの必要なダイエットは続きません。「習慣をちょっと変える」ということは最初はとても面倒に感じますが、その「ちょっと変える」が理想への近道になります。自分の体と向き合って、ストレスや負担のない方法を探してみてくださいね。

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