LIFESTYLE
【更年期とキャリア】もう限界…仕事は続ける?辞める?更年期世代が自分らしく働くヒント
広告
職場へは冷静に影響と工夫したいことを伝えて
更年期の不調を職場で伝え相談することは、勇気が必要です。だからこそ、伝え方に工夫が必要です。ポイントは、症状そのものではなく、仕事への影響と工夫したいことを具体的に伝えることです。例えば、「午前中は体調が安定せず、集中力が落ちることがあります」「強い疲労感が症状としてあるため、長時間の会議では判断力が低下してしまうことがあります」など、具体的な影響を冷静に伝えます。同時に、具体的な提案をすることも大切です。「午後に会議を入れてもらう」「週1-2回は在宅勤務を取り入れたい」「一時的な時短勤務を希望する」などです。
相談する側としては、「こんなことを相談したら何か迷惑かな」「責任ある仕事をもう任せてもらえなくなるのではないか」などと迷ったり不安に思ったり、恐れてしまう気持ちもあるかもしれません。しかし、勇気を出して声を上げることが、女性の働きやすい職場作りに繋がって行くことはまちがいありません。また、最近、更年期離職は貴重な人材の損失であると注目を集めています。対策やサポートする制度制定を始める企業も登場し始めています。職場への相談は、決して迷惑なことではありません。企業にとっては、従業員により長く働き続けてもらうための環境改善につながる、大切なヒントなのです。
広告
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く






