【内ももスッキリ!】仰向け「カエル脚トレーニング」で美脚&骨盤サポート
「太ももの内側がたるんできた気がする」「脚を閉じてもすき間ができない」そんな悩みにアプローチできるのが、寝たままできるカエル脚トレーニングです。カエルのような脚の形で膝を曲げ伸ばしすることで、普段なかなか使われない内ももの筋肉=内転筋にしっかり刺激を入れることができます。内ももを鍛えれば脚がスッキリ見えるだけでなく、骨盤や姿勢の安定にもつながるのがこの動きの大きな魅力。寝たままラクにできるのに、効果はしっかり感じられる美脚トレーニングです。
内ももはサボりやすい!
内転筋が使われにくくなるのは、運動不足だけが原因ではありません。片足に体重をかけて立つクセや、椅子に浅く腰かけて骨盤を後ろに倒す座り方、歩くときに膝を内側に入れてしまう癖など、日常の何気ない姿勢の積み重ねでも内ももはサボりやすくなります。
こうしたクセが続くと、太ももの外側ばかりが働きやすくなり、脚のラインが崩れてしまうだけでなく、骨盤や股関節にも歪みが出やすくなります。だからこそ、意識して内転筋を目覚めさせる動きを習慣にすることが、脚痩せにも姿勢改善にも欠かせないポイントです。カエル脚トレーニングは、寝たままで簡単に内ももを動かせるので、日常生活でサボりがちな筋肉を無理なく呼び戻すのにぴったりの動きです。
カエル脚トレーニングはどこに効く?
このトレーニングでメインに使われるのは、太ももの内側を縦に走る内転筋群。内転筋は脚を閉じる動きに関わる筋肉ですが、衰えやすい部位でもあります。内転筋が弱くなると、脚が外に広がりやすくなり、下半身が太く見えたり、O脚やX脚など脚のラインが崩れやすくなったりします。
さらに骨盤の安定性にも関わるため、内転筋が働かないと骨盤がぐらついて姿勢が悪くなる・腰や股関節に負担がかかるという悪循環にもつながります。カエル脚トレーニングでは、脚を外に開いた状態で曲げ伸ばしすることで、内転筋をダイレクトに収縮させることができ、内もものたるみ引き締めにピンポイントでアプローチできます。
内ももを鍛えるとどう変わる?
内転筋が目覚めると、目に見えて変わるのが脚のライン。内ももの筋肉は太ももを内側に寄せてまっすぐに保つ役割があるため、鍛えることで脚が外に広がりにくくなり、自然とスラッとした美脚ラインが生まれます。脚を閉じたときに隙間ができない、太ももの内側がくっついて気になる…といった悩みにも、内転筋を意識的に動かすことで解決の糸口が見えてきます。
また、内転筋は骨盤と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ筋肉でもあるため、骨盤の安定にも大きく関わっています。鍛えると骨盤の左右の傾きが減り、立ち姿や歩き姿がきれいに整い、下半身全体のラインがバランスよく見えるようになります。さらに、骨盤が安定すると腰や股関節への余計な負担が軽くなり、疲れやすさや不調も改善しやすくなります。
内転筋は骨盤底筋とも連動しているため、動かすことで骨盤底がしっかりサポートされ、下腹も自然と引き締まります。つまり、内ももを鍛えることは脚痩せだけでなく、下腹・骨盤まわり・姿勢といった全体のボディラインにまで影響する、大切なポイントなのです。
カエル脚トレーニングのやり方
①仰向けに寝転がり、両脚を上に伸ばします。かかと同士をくっつけてつま先を外へ開き、床から腰が浮かない範囲で脚の角度を少し下げます。
②息を吸いながら膝を曲げて、かかとを恥骨へ近づけます。息を吐きながらかかとをななめ上へ蹴り出して、内股を締めます。この膝を曲げ伸ばしする動きを呼吸と共に繰り返しましょう。
動画で動きを確認したい方はこちら
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