内ももをたるませる〈股関節内転筋群〉の衰えを食い止める!仰向けで膝を開閉するだけ簡単エクササイズ


立っている時や歩いている時、左右の内ももが擦れるとひりひり痛いし、肌の黒ずみも気になりますよね。このように内ももが擦れるのは、太ももの内側にある筋肉「股関節内転筋群」が衰えていることが原因だと考えられます。そこで今回は、股関節内転筋群を効果的に鍛えるエクササイズご紹介します。
内ももがたるむ原因「股関節内転筋群」の衰え
何げなく立っている時や歩いている時に太ももの内側・内ももが擦れて気になることはありませんか?内ももが太くなったり、たるんだりする主な原因は、股関節内転筋群(大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋の総称)の衰えです。股関節内転筋群は、脚を閉じたり、股関節の曲げ伸ばしを助けたりするのですが、普段の生活の中でほとんど使われないことから衰えやすい筋肉でもあります。
「股関節内転筋群」の衰えセルフチェック
自分の股関節内転筋群が衰えているのかいないのか、気になる人は、次のセルフチェック項目をみていきましょう。当てはまる項目があったら、股関節内転筋群が衰えている可能性があります。
●座っている時、無意識に脚がパカッと開いてしまう
●太ももの間に物を挟んだ時、長時間キープできない
●脚の外側の筋肉を使いがちで、外ももが張っている
●靴のかかとの外側が斜めにすり減っている
●O脚気味
●片脚立ちをした時、グラグラと不安定になる
●脚を組む癖がある
仰向けで膝を開閉する「股関節内転筋群」のエクササイズ
股関節内転筋群は、左右の内ももをグッと近づける時に強く働きます。ここでは膝を閉じる動きを特に丁寧に、内ももの筋肉に効いていることを感じながらエクササイズをしていきましょう。ポイントはゆっくり閉じることです。
<やり方>

1)仰向けになり、膝を立てる。脚は揃えて、かかとをお尻に近づける

2)膝を開く~閉じる動きを10回×3セット、ゆっくり繰り返す。反動はできるだけ使わないのがポイントです。左右の内ももをジワジワ近づけていき、脚の間で大きなボールを潰すイメージを持つと◎

3)1)の姿勢に戻ったら、脚を床から持ち上げる。お腹が苦しくならない程度に太ももを引き寄せて、お尻の下のほうを軽く浮かせる

4)膝を開く~閉じる動きを10回×3セット、ゆっくり繰り返す。お尻を浮かせることで、エクササイズの強度UP!もも裏の筋肉も一緒に鍛えることが可能です
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