「腸がゆるむ」と睡眠の質が向上する!?驚くほどぐっすり眠れるお腹のマッサージ
「眠りが浅くて疲れが取れない」「たっぷり寝ているのに、翌朝だるい」。それは体の内側がこわばっているサインかもしれません。簡単なエクササイズで睡眠の質を高めて、スッキリとした朝を迎えましょう。
ちゃんと寝てるのにスッキリしない…
「眠っているはずなのに、朝スッキリ起きられない」「疲れがたまっている感じが抜けない」。そんな睡眠にまつわる悩みお持ちではありませんか?実はそういった不調の裏には、自律神経の乱れが隠れていることが多いんです。
睡眠の質は「体のこわばり」にも影響される
自律神経は、体を活動モードにする「交感神経」と、リラックスモードに導く「副交感神経」のバランスが大切です。忙しさやストレスで頭や身体がずっとオンの状態になっていると、夜になってもリラックスがうまくできず睡眠の質が低下します。
睡眠の質が低下することで表れるトラブル
睡眠の質が低下すると、心身にさまざまな悪影響が表れます。
・集中力や判断力の低下により仕事や勉強の効率が悪くなる
・感情のコントロールが難しくなり、イライラや不安感が増す
・成長ホルモンの分泌が減ることで、肌荒れや老化が進む
・免疫力が低下して風邪や病気にかかりやすくなる
・食欲を調整するホルモンバランスが崩れ、過食や肥満の原因になる
・生活習慣病やうつ病、認知症のリスクを高める
以上のことからも、質の良い睡眠を確保することは健康維持に不可欠です。
腸をゆるめて睡眠の質アップ!
腸は「第二の脳」と呼ばれていて、腸がゆるむと副交感神経が優位になり、脳がリラックスします。その結果睡眠の質も向上します。
また腸では、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが多く作られます。セロトニンは、夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンへ変化。腸の状態が睡眠の質に直結するということがわかります。
お腹をゆるめるヨガポーズ
睡眠の質のアップにおすすめなのが、お腹のマッサージ。お腹をゆるめることで、呼吸も一緒に深まり、自律神経が副交感神経優位へと切り替わりやすくなります。「眠れない」とあせると、体も心も余計に緊張してしまいます。まずはお腹をゆるめて、眠れる準備を整えてあげるセルフケアから始めてみてください。
※苦しく感じる場合や生理中、食後は避けましょう。
①うつ伏せになり、手をぐーにしてお腹の下に敷き込む。
②少しずつ体の力をぬき、ゆったり5呼吸する。
③手の位置を変えてさらに5呼吸。この動きを繰り返す。
※手を置く位置は写真を参照してください。骨の下ではなく、お腹の柔らかいところにグーを置くのがポイントです。
④もう少し刺激が欲しい場合には、お尻をゆらゆらすのもおすすめ。
⑤座って呼吸をしてみる。お腹がふわっと軽くなるのが感じられればOK。
動画で確認!
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