Sayaの星占い(しし座)/3月の運勢【期待と現実の間で。前のめりにならずグラウンディングを】


なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
しし座/3月の運勢

期待と現実の間で揺れる。前のめりにならずグラウンディングを
2月4日に愛と美の星・金星は、しし座さんにとっての「ステップアップ」の部屋に入り、あなたに新しく、ワクワクした未来を見せてくれていたはず。ただ3月2日に金星が「逆行」すると、思いどおりではない現実を見せられる場合も。今までの期待が高すぎた分、がっかりしてしまう場合も。3日に思考や伝達の星・水星もここに入り、15日に「逆行」を始めてからはとくに、期待と落ち込みの間を行き来も。
水星「逆行」の直前、14日には「経済や豊かさ」の部屋で満月&月食も起こります。経済的には今までとは違うチャンスが訪れそうな予感。転職や異動もあり得る流れ。今の部署や仕事で閉塞感を覚えているのなら、思い切った決断をしてみても。
20日の春分には守護星の太陽も「ステップアップ」の部屋へ。27日に金星が、30日には水星が「潜在意識」の部屋へ戻りますが、太陽、水星もあるなかで、29日には「ステップアップ」の部屋で新月&日食も。さらに、境界を溶かす星・海王星も30日にここに入ります。自信のなさが戻ってきそうな面もありますが、それは内面のこと。前へ、前へと前のめりになりそうなのがやや心配です。まずはグラウンディングが大切なので、川沿い、公園、森など自然のあるところをウォーキングしては。
月がしし座に入るのは3月10日から12日にかけて
あなたが主体となって問題に取り組むことで、事態が変わっていくようなとき。
占い・文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く