Sayaの星占い(かに座)/3月の運勢【愛情が通じない感覚も。勝ち気さ、プライドは収めておいて】


なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
かに座/3月の運勢

愛情が通じない感覚も。勝ち気さ、プライドは収めておいて
かに座さんの頭上で「逆行」していた行動や戦いの星・火星が2月24日に「逆行」。必要以上に内向きになるところは落ち着いているはず。でも、「キャリアやライフワーク」の部屋の愛と美の星・金星は3月2日に「逆行」。自分の居場所を守りたい意識の裏にあるのは、愛情なのは間違いないのですが、それが通じない感覚も。3日には思考や伝達の星・水星もここに入るので、焦って動きまわっても効果がなく、焦りも。
14日にはかに座さんにとっての「環境や伝達」の部屋で満月&月食が起こります。この頃は、発言が的確になりすぎる嫌いもありそう。たとえば、理路整然と問題を指摘してしまうと問題になることも。かに座さんに非はないのですが、15日には水星が「逆行」するので、勝ち気さ、プライドなどはさやに収めておくほうがよさそう。
20日の春分には太陽が「キャリアやライフワーク」の部屋へ。27日に金星が、30日には水星が「ステップアップ」の部屋へ戻りますが、太陽、水星もあるなかで、29日には「キャリアやライフワーク」の部屋で新月&日食も。さらに、境界を溶かす星・海王星も30日にここに入ります。仕事においては、協力し合いながらも、愛をもって、行動していくことがとても大切なとき。やりすぎないバランス感覚が問われます。
月がかに座に入るのは3月8日から10日にかけて
周囲が荒れ模様なため、自分を守る意識が強くなりそう。高い波動を意識してみて。
占い・文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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