Sayaの星占い（ふたご座）／2025年前半の運勢【初夏から夏にかけて。変革の前の調整期間かも】

ふたご座／2025年前半の運勢

今年のピークは、初夏から夏にかけて。変革の前の調整期間かも

ふたご座さんの頭上では拡大と保護の星・木星が2月4日に「順行」しています。追い風を感じてはいても、実は、ふたご座さんにとっての2025年のピークは、5月下旬から7月にあるのですが、まずは、2月からていねいに見ていきますね。木星の「順行」と同じ2月4日に愛と美の星・金星が「仲間や未来」の部屋に入り、競争心が出てきたなかで、14日、18日とだんだんに、みんなの気持ちがまとまっていくのを感じそう。また、24日には行動や戦いの星・火星が「順行」するので、引きこもり、トゲトゲしがちな気分はある程度、落ち着いてくるはず。ただ3月2日に金星が「逆行」するために、競争心から動きすぎたことは、反省しないといけなくなりそう。また守護星の思考や伝達の星・水星も、15日に「逆行」を始めるので、負けたくないという気持ちが前に出すぎると、不本意な事態も起きてくるでしょう。

3月は月末に、大きな星まわりが控えています。3月27日には金星が「逆行」したまま、「キャリアやライフワーク」の部屋に戻るので、みんなで一体感を味わいたいという気持ちが強くなりそう。29日の新月＆日食では、本当の感情は一体感を味わいたいだけでも、自分勝手なように取られがちなので、気をつけたいですね。30日には守護星の水星も「逆行」したまま、「キャリアやライフワーク」の部屋に戻りますが、同じ日には境界を溶かす星・海王星が「仲間や未来」の部屋に入ります。未来へのビジョン、理想などが出てくるのですが、それはとてもとらえどころのないものかもしれません。

4月7日に守護星の水星が、13日に金星が「順行」。18日に火星が「環境や伝達」の部屋に入ると、あなたが中心となる場面が増えてきそう。そのうえで、5月1日には今度は、金星が再び「仲間や未来」の部屋に。そして、25日には現実化とルールの星・土星もこの部屋に。競争心や負けん気とともに、限界も見えるとき。この間、10日には水星が移動し、お金のことを考える機会が増えるかも。21日に太陽が、25日に水星がふたご座に入ると、27日のふたご座の新月以降、企画などを通しやすいでしょう。

6月6日には金星がひとつ前の部屋に入り、楽しい気分で物ごとを見るようになるなか、9日には守護星の水星が、10日には拡大と保護の星・木星が、21日には太陽がふたご座を去り、「経済や豊かさ」の部屋に。住まいや不動産について、考えることが増え、またチャンスを引き寄せることもおおいにありそう。ただ、17日には火星が「居場所」の部屋に入ります。掃除や片付けなどが進みやすい一方で、家族や同僚に対してのコントロールが強まるため、批判的にはならないようにしたいですね。

さらに、7月5日には金星が、7日には自立や変革の星・天王星がふたご座へ。楽しいモードでありつつ、自立や変化も求められるとき。天王星は、秋に一時的にふたご座を去るものの、来年には戻ってきて、約7年滞在することになります。人生のなかでもそうはない、変革の流れのスタートです。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

ホームページ　sayanote.com

Instagram     @sayastrology

イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。