痩せないのは【ガチガチ背中】のせいだった!肩甲骨を動かして全身痩せ簡単ストレッチ4選


食事に気をつけているのに痩せない…、運動しても思うように効果が出ない…。そんな状態の場合、痩せない原因は背中がガチガチだからかもしれません。特に、肩甲骨まわりがガチガチだと血流やリンパの流れが滞り、代謝が下がっている可能性が。そこで今回は肩甲骨まわりを気持ちよく伸ばして痩せ体質に導くストレッチをご紹介します。
痩せないのはガチガチ背中のせい?
「頑張って運動しているのに痩せない…」「食事制限しても効果がイマイチ…」そんな悩みを抱えているなら、背中がガチガチになっていることが原因かもしれません。背中、特に肩甲骨まわりがガチガチに固まっていると脂肪が燃えにくくなっている可能性があります。背中がガチガチになるデメリットは、
血流・リンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まる
背中が硬くなると血流やリンパの流れが滞り、老廃物や余分な水分が排出されにくくなります。その結果、むくみやすくなり痩せにくい体になってしまいます。
基礎代謝が下がり、脂肪が燃えにくくなる
肩甲骨まわりには脂肪を燃焼するのに重要な褐色脂肪細胞が多く存在します。しかし、背中がガチガチだと褐色脂肪細胞がうまく働かず、エネルギー消費が低下してしまいます。つまり、同じ運動をしても燃焼しにくい体になっているのです。
姿勢が悪くなり、筋肉がうまく使えない
背中が固まると猫背や巻き肩になりやすくなります。すると、本来使うべき筋肉が働かず、消費カロリーが減少してしまいます。特に、お腹やお尻の筋肉が使われにくくなり、ぽっこりお腹や下半身太りの原因にも。
肩甲骨を動かして全身痩せ簡単ストレッチ4選
肩甲骨まわりのガチガチをほぐすには、肩甲骨をしっかり動かすことが大切です。肩甲骨まわりをほぐすのは難しいことはありません。簡単なストレッチを取り入れることで血流が改善し、代謝もアップ。脂肪が燃えやすい体へと徐々に変わっていきます。
今回はガチガチ背中をほぐして全身痩せを叶えるストレッチを4つご紹介します。
肩甲骨はがしストレッチ
肩甲骨まわりの柔軟性をアップさせることで 代謝が上がり、痩せやすい体に導くストレッチです。また、背中・肩のコリ解消することで血流が改善し老廃物が流れやすくなります。さらに、猫背・姿勢改善することで姿勢が整い、スタイルがよく見える効果も期待できます。
<やり方>

1)四つん這いの姿勢になり、肩の下に手、股関節の下に膝を置く
2)右手の平を上に向けて、両手を前に伸ばしながらゆっくりと上半身を下げる
3)左手で右手首を少し前に押し出すようにし、伸びを深める
4)お尻を軽く後ろに引き、背中と肩甲骨を気持ちよく伸ばす
5)深く呼吸しながら無理のない範囲で20~30秒キープ
6)ゆっくり元の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
背中と肩甲骨の伸びを感じながらゆったりとストレッチしましょう。伸ばしたいからと言って腰を反らせすぎず、深呼吸をしながらリラックスした状態で行うのがポイントです。
サイドストレッチ(体側伸ばし)
脇腹や肩甲骨、胸を気持ちよく伸ばす動きです。肩甲骨の柔軟性をアップさせることで背中のコリをほぐし代謝アップも期待できます。また、このストレッチを行うと脇腹とウエストの引き締めにも効果があり、ウエストにくびれが生まれるかも。背筋が伸びるため猫背予防にもおすすめです。
<やり方>

1)楽な姿勢で脚を自然に組む(あぐらの姿勢)
2)片手を床につき、反対の手を天井に向けて伸ばす
3)上げた肘を緩めるように折り曲げ、息を吸いながらその肘を後ろに開き、胸と脇腹を気持ちよく伸ばす。目線は上げた手の方へ向けるとより効果的です
4)深く呼吸しながら20~30秒キープ
5)ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
背中が丸まらないように胸を開く意識を持ちましょう。伸ばしている側の体側(脇腹・背中)が心地よく伸びるのを感じながら、呼吸は止めず、深呼吸を繰り返すます。
首・肩こり解消ストレッチ
デスクワークやスマホの使用で首がこり固まっている人におすすめです。首や肩まわりの筋肉をほぐし、血流を促すのに効果的で疲労回復、顔のむくみ解消も期待できます。また、猫背を防いで姿勢改善にもつながります。
<やり方>

1)楽な姿勢で座る。あぐらや椅子に座ってもOKです
2)片手を背中側に回しもう片方の手で頭の側面を優しく押さえる
3)息を吐きながら、無理のない範囲でゆっくりと首を斜め後ろに倒す
4)首筋の伸びを感じながら15~30秒キープ
5)ゆっくり元の位置に戻し、反対側も同様に行う
力を入れすぎず、手の重みで自然に伸ばしましょう。肩をすくめず、深呼吸しながらリラックスして行うと、より筋肉がほぐれます。
二の腕伸ばし
肩甲骨と連動している二の腕をストレッチすると背中も柔らかくなります。このストレッチを行うことで肩甲骨の可動域が広がり、血流も良くなり、首・肩のコリ解消が期待できます。
<やり方>

1)楽な姿勢で座る。あぐらや椅子に座ってもOKです
2)両手を持ち上げ、左手で右肘をつかむ
3)息を吐きながらゆっくりと左側に引く
4)二の腕や前鋸筋の伸びを感じながら15~30秒キープ
5)ゆっくり元の位置に戻し、反対側も同様に行う
深呼吸を意識しながら、力を入れすぎず心地よく伸ばし、リラックスして行うことで、より筋肉がほぐれやすくなります。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く