座っているといつの間にか膝が開いてしまう人→タプタプ内もも引き締め筋トレ|3セットでも地味に効く
内もものタプタプ感やたるみが気になる人も多いと思いますが、これは見た目だけでなく、体調不良の原因にもつながることがあります。体を動かすことに抵抗を感じる人でも無理なくできるプチ筋トレで、じんわりと内ももの筋肉を働かせて、筋力低下を防ぎましょう!
見た目だけではない「タプタプ内もも」のデメリット
座っている時に自然と膝が開いてしまったり、タプタプ感がある内ももは筋力の衰えのサインかもしれません。こうした見た目だけでなく、内ももの筋力の低下は、次のような不調の原因にもなります。
骨盤の歪みや姿勢の崩れ
内ももの筋肉は骨盤の位置を安定させる役割があります。筋力が不足すると骨盤が前後や左右に傾きやすくなり、猫背や反り腰など、姿勢の崩れにつながりやすくなります。
股関節や腰の不調
内ももの筋肉は股関節とつながっているので、筋力が不足すると股関節の動きが制限され、股関節周りや腰に負担がかかります。その結果、腰痛や股関節のつまり感が生じることもあります。
膝への負担や痛み
内ももの筋力が弱いと膝が内側に傾きやすくなり、O脚の原因となることがあります。また、歩行時や立ち姿勢で膝への負担が増え、膝痛や関節トラブルが起きやすくなります。
普段から内ももの筋肉を意識して使うことや、鍛える機会は少ないかもしれません。今回は内ももを意識的に使い、少しずつ筋力を活性化できるプチ筋トレをご紹介します。
3セットから始めてみよう!タプタプを引き締める内ももプチ筋トレ
回数をこなすよりも、内ももを意識して一つ一つの動きを丁寧に行うことが効果アップのコツです。できるだけゆっくり動いてみましょう。
<やり方>
① 仰向けになって両脚を真上に伸ばす。
② 両脚を外側に開く。
③ 膝を曲げて足の裏同士を合わせる。足の内側(親指側)だけでなく、できるだけ外側(小指側)もつくようにして内ももを意識。
④ 内ももを寄せて両膝を中央で合わせる。
⑤ ここまでの動きを1セットとし、両脚を上に伸ばして①に戻り3-5セットを目安に繰り返す。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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