ヨガブロックどう選ぶ？素材・価格による大きな違いとは

値段による違いって？

上記で紹介した中でも一般的なのが、EVAヨガブロック。硬いスポンジのような見た目で、どのブランドからでているものも、同じサイズで同じ形が多く、違いといえば色だけと思われがちですが、実は一番の違いは「素材の硬さ」にあります。

一般的に安価なヨガブロックは柔らかく、素材の密度が粗めです。そのため、指で押したり体重をかけたりすると、素材が少しへこみます（もちろん元に戻ります）。メリットは、骨盤を立てるためにお尻の下に置いたとき、素材が柔らかいので長時間座っていてもお尻が痛くなることがありません。デメリットは、ブロックに手をついてバランスを取る際（例：三角のポーズで、床に手を置く代わりにブロックの上に手をつく場合）、指がブロックにくいこんでしまい、指先に無駄な力がかかってしまったり、上に伸びる感覚が得づらかったりする感覚があります。

EVAでもかなり硬いブロックもあります。硬いほうが素材の密度が高いため、お値段もそれに比例していることが多いです。硬いブロックの特徴は上記の柔らかいブロックのメリットと逆で、安定感は生まれますが、少しクッション性がほしいシーンでは使いづらさを感じるかもしれません。

扱いも繊細に

素材が柔らかい・硬い、どちらにしてもEVA素材はひっかき傷に弱く、表面が削れやすい繊細な道具です。爪を立てて使わないように気を付けましょう。そして、ヨガブロックを選ぶときは、ご自身がどのような目的でヨガブロックを使用するかによって、素材選びにも気を使いたいですね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。