下腹ぽっこりの原因は？【40～50代女性向け】お腹の脂肪をそぎ落とす！簡単エクサ

40代・50代女性がぽっこりお腹になりやすい理由

加齢や運動不足による基礎代謝の低下

年齢を重ねるごとに基礎代謝は低下します。エネルギー消費の中でももっとも割合の大きい基礎代謝による消費が減ると、使い切れないエネルギーが脂肪として蓄えられます。また、日常的に十分な運動をしていないと、摂取したエネルギーを使い切れないだけでなく、筋力が低下して基礎代謝量が少なくなり、よりエネルギーが余ってしまいます。

また、20～30代の頃と食事内容や量を変えていない場合は、エネルギーが過剰になり、体がカロリーを消費しきれません。基礎代謝の減少を意識した食事量にすることを心がけましょう。

骨盤のゆがみ

骨盤がゆがむと内臓を正しい位置に保てなくなり、内臓が下腹へと下がりぽっこりお腹の原因になることがあります。骨盤がゆがむ原因は、デスクワークなどで長時間座りっぱなしでいることやスマホの使いすぎで前傾姿勢が続くなど、姿勢の悪さが主な原因です。

冷え・むくみ

座りっぱなしで血流やリンパの流れが悪くなったり、脂肪分の多い食事によって消化不良を起こすことで、血流や水分代謝が悪くなりむくみが発生します。むくみは冷えを招き、冷えから内臓を守るために下腹は脂肪をため込もうとしてしまいます。

ホルモンバランスの変化

40～50代に現れる更年期の不調の多くは、女性ホルモンの分泌が減ることによるホルモンバランスの乱れが原因です。なかでも、女性ホルモン「エストロゲン」には、代謝を促し内臓脂肪を蓄えにくくする働きがありますが、更年期でエストロゲンの分泌が減ると内臓脂肪が少しずつ体に蓄積されやすくなります。

内臓脂肪は、内臓器官の間を埋めるようにつきます。特におへそを中心とした胴まわりにつきやすく、これがぽっこりお腹の原因となります。

ぽっこりお腹を防ぐ！美ボディエクサ

更年期世代の女性がお腹周りに肉がついてしまう原因はさまざまですが、まずは姿勢を整えるエクササイズから始めましょう。お腹周りの筋肉が鍛えられ、冷えやゆがみの予防につながり、基礎代謝の低下も防ぐことができます。

1.四つん這いになり、手は肩幅、脚は腰幅に開き、つま先を立てる。肩の真下に手首、脚の付け根の真下に膝がくるようにする。

2.息を吐きながら背中を丸め、目線はおへそをのぞき込む。

３.息を吸いながら腰を軽くそらし、胸を開き目線を斜め上へ向ける。この動きをなめらかに１分程度繰り返す。

4.両脚を後ろにまっすぐ引いてプランクの姿勢になり、両脚を腰幅に開く。かかとから頭の先のラインが一直線になるように意識する。

5.深い呼吸で30秒間キープする。30秒間休み、2〜3セット繰り返す。