MEDITATION & MIND
幸せになるために必要なこと|幸せを導くヨガの教え
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見極めの目をもって客観的に物事を見よう
永遠に自分を満たしてくれるものとそうでないものを見極めるヴィヴェーカをもって、客観的に物事を判断し、選択することはヨガのライフスタイルの実践でもあります。この判断と選択を「ヴァイラーギャ」といいます。物事の客観的な働きと、それ以外に上乗せされた価値をしっかり理解し、本当に必要かどうかを判断することです。私たちは世の中の物事を“ありのまま”に見ていないのです。そこに自分たちで決めた価値を勝手にくっつけて、そのあいまいな価値を手に入れるために必要以上に執着してしまうのです。さらに時にそれはあいまいであるために、手に入らないこともあります。それがまた苦しみを生み出してしまうこともあるのです。
お金の例でみてみましょう。お金は生きるために物を買うためには必要であるけれど、お金があることが幸せではありません。ここでいうお金があることによる“幸せ”は、勝手に自分たちが決めた上乗せの価値です。お金が生み出す限定的な幸せを得るために必要以上にお金を求めます。お金で幸せになるというのは自分が勝手に思い込んでいるものですから、そうならない場合もあります。お金が手に入っても幸せにはならなかったら、思い通りにならなかったことに苦しみを感じるでしょう。自分の思い込みによって忙しく一喜一憂するのです。
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