アンダーバストが大きくなる原因は?理学療法士が教える、原因タイプ別アンダーバストを小さくする方法

 アンダーバストが大きくなる原因は?理学療法士が教える、原因タイプ別アンダーバストを小さくする方法
Ayaka
Ayaka
2024-10-14

下着のフィッティングをした時、アンダーバストが大きくて標準的なお店では下着が買えない…という方いませんか?そんなお悩みを持たれている方に向けて今回は、アンダーバストが大きくなる原因とアンダーバストを小さくする2つのトレーニングをご紹介します。

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アンダーバストが大きくなる原因

下着を購入する際、サイズの基準となるがアンダーバスト。アンダーバスト=胸のふくらみのすぐ下の部分の周囲の長さを測ることでどのサイズのブラジャーが体にフィットするのかを判断しています。

このサイズが大きくなっていることが理由で気になっていたブラが買えなかった…という経験をしたことがある方もいるかもしれません。

このアンダーバストが大きくなってしまう原因として、以下の3つが考えられます。

脂肪がついている

アンダーバスト周囲に脂肪はつきにくいものだと思われがちですが、実はしっかり脂肪はつきます。太ってしまうと当然ながら全身に脂肪が多くつきますが、背中や肋骨まわりのアンダーバストにも同様に脂肪がつき、その分アンダーバストが大きくなります。

その他にも脂肪でできている胸が垂れてきたり、背中に移動してしまうとアンダーバストが大きくなってしまいます。

姿勢が悪い

姿勢が悪いと普段使うところの筋肉が働かなくなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。また、血行不良にも繋がり、老廃物が排出できず浮腫みやすかったり脂肪がつきやすくなってしまいます。

肋骨が開いている

肋骨が開いていることもアンダーバストが大きくなる原因の一つです。生まれつきの骨格もありますが、多くは筋力低下や姿勢の悪さが肋骨が開く原因になっています。

タイプ別アンダーバストを小さくする方法

アンダーバストが大きくなってしまう原因について触れましたが、原因ごとに小さくする方法も異なります。

脂肪がついている方は下着を見直す&ダイエットする

下着を見直すことで胸を正しい位置にセットすることができます。それにより背中やお腹の方に脂肪が垂れずに胸で保つことができ、アンダーバストを小さくするだけでなくバストアップにも効果的です。

また、肥満により脂肪がたくさんついてしまっていてはアンダーバストも小さくなりません。BMI(Body Mass Index)などを計算し、肥満体重以上になる方は栄養バランスを整えるなどダイエットに取り組むことでアンダーバストを小さくすることができます。

姿勢が悪い方、肋骨が開いている方はトレーニング

姿勢の悪さや肋骨の開きが原因の方はトレーニングが効果的です。筋トレをすることで柔軟性を改善させたり姿勢を正すことができます。また、肋骨の開きもトレーニングを行うことで改善させることができます。

アンダーバストを小さくするエクササイズ2選

ここからはアンダーバストを小さくするためにおすすめのエクササイズを2つご紹介します。

側屈

<やり方>

側屈
photo by Ayaka

1)両手を組んで、頭上に上げる

側屈
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2)体ごとゆっくり横に倒し、数回深呼吸する。この時、体が前や後ろに倒れないように注意しましょう

ドローイン(お腹を凹ませたり膨らませたりする動き)

<やり方>

ドローイン
photo by Ayaka

1)仰向けになり、膝を立てて肋骨に手を当てる

ドローイン
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2)肋骨が左右に動くのを感じながら、鼻から息を吸い、口から息を吐く。お腹があまり動かないように呼吸しましょう
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Ayaka

Ayaka

医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。



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側屈
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