【垂れてしまったバストをアップ】肩甲骨を意識するだけ?スタイルアップにもなる姿勢改善ストレッチ
産後や加齢など、さまざまな理由で垂れてしまったバスト。実はバストの形は姿勢を意識するだけで変わります! 注目したいのは「肩甲骨の位置」。肩甲骨をほぐしてバストアップを叶えましょう。
バストが下がってくる理由
バストの土台となる筋肉は、肩甲骨から肋骨につく小胸筋と、その上に被っている大胸筋です。
抱っこやオムツ替えなど肩が前に入ってしまうような体勢になることが多い子育て中のママさんや、長時間のデスクワークなど前屈みになりがちな人は、バストが下がりやすいので注意が必要です。
猫背や授乳が垂れ乳の原因に
猫背で長時間過ごすと、胸や腕、肩周りの筋肉が使われにくくなるため、肩甲骨からつく筋肉である小胸筋が硬くなってしまいます。そうするとバストを引き上げる筋肉も下がるので、バストの垂れにつながってしまいます。
また産後ママさんは、授乳も影響してきます。授乳後半〜授乳期が終わると乳腺組織が減少しバストがしぼんだり、胸を支える靭帯がのびてしまい胸が垂れ下がると考えられます。
垂れ乳アップには「肩甲骨ほぐし」が効く
肩甲骨周りの筋肉には、バストを持ち上げ全体を支える役割があります。肩甲骨周りには多くの筋肉がありますが、その中でも首から背中にかけてついている僧帽筋は、バストアップに欠かせない筋肉です。
僧帽筋を中心に筋肉をほぐして元の位置に戻せば、それだけでもバストの引き上げに効果的です!
垂れ乳に効くバストアップストレッチ
肩甲骨周りの固まった筋肉をほぐして、バストアップを目指しましょう。妊婦さんや産後ママさんは無理なくチャレンジしてくださいね。
①安楽座になり、両手を膝の上に乗せる。
②肩を後ろに回して肩甲骨をほぐす。5回程度行いましょう。
③頭の後ろで指と指を絡め、肩を左右に交互に下げて、肩甲骨を動かす。それぞれ10回ずつ行いましょう。
④腕を伸ばし、軽く広げて身体の横に下ろす。
⑤手の甲が内側に向くようにねじり、手の甲同士を背中側で近づけるように腕を中央に寄せる。10回繰り返しましょう。
⑥再度、膝に手を添え、胸を反らして大きく開く。
⑦お腹を引き込みながら背中を丸める。10回繰り返しましょう。
動画を見ながらチャレンジ!
AUTHOR
岡本かなみ
ニコタイムズ代表。「世界中の赤ちゃんとお母さんをハッピーにしたい!」という想いから「ベビトレヨガ」を考案。産後ママの心と体のサポートと、赤ちゃん子どもたちの脳トレや身体作りに必要な動きを取り入れた親子が楽しめるレッスンを行う。全国とオンラインでレッスンやセミナーを開催したり、子どもの姿勢づくりをテーマに保育士研修や保育大学での講座、ベビトレヨガのDVDをリリースするなど幅広く活動。Instagram:@kanamiokamoto
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