バストアップしたいなら【大胸筋をストレッチしよう】上半身痩せや猫背解消にもなるねじりストレッチ
バストアップを目指すなら大胸筋を鍛えるべし、というイメージは多くの人が持っていると思います。でも、待って。その前にストレッチが必要です。大胸筋の収縮(鍛える)前に伸長(ストレッチ)が必要なのです。猫背の解消や心の安定にもつながるので、定期的にストレッチしていきましょう。
大胸筋をストレッチした方がいい理由
大胸筋の下には小胸筋があり、呼吸をサポートしています。他にも肺の呼吸運動を支配している肋骨の運動に関わる肋間筋もあります。大胸筋は上半身の中でも大きい筋肉なので、動かすことで代謝機能がアップする効果もあります。
大胸筋をストレッチするメリット
・バストトップの位置を高く保つ
大胸筋はバストの土台となる筋肉。この筋肉が弱いと重力に負けてバストが垂れ下がってしまいます。強くするためには負荷をかけて鍛えるのですが、まずはしっかりその筋肉にアプローチ。最大限にストレッチして血行改善もはかりましょう。それだけでも筋肉はフカフカにハリが出てきます。
・バスト全体のボリュームアップにつながる
バストの土台をととのえることで全体的なボリュームアップにつながります。
・怒りが手放せる
大胸筋胸肋間部には怒りが関わります。怒りの感情は自己防衛ですが、自分の奥底の感情と向き合わなければいけないため、自分の心を疲弊させ、消耗していきます。筋肉をゆるませることで、怒りと負の感情を手放す準備をしましょう。怒った時に拳を握ってグッと我慢した記憶ありませんか? そんなときは、大胸筋を伸ばして深呼吸してみましょう。
バストアップや猫背解消になる大胸筋ストレッチ
紹介するストレッチは、大胸筋だけでなく、背中側の菱形筋や深層回旋4筋、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋なども動かすことができます。
※腕が痺れる場合や胸郭出口症候群と診断されたことがある人は、必ず専門医にご相談ください。
1、壁を正面にして立ち、右腕の内側から手のひらを壁につけ真横に伸ばす。
2、体がなるべく壁から離れないように上半身を左に回転させ、腕全体と大胸筋をストレッチする。
3、3回呼吸したら腕を入れ替えて反対側も同様に行う。
※ひじを真横に伸ばすのが痛い時は、ひじを90度に曲げてもOK。
※胸の中央がかたくて上半身が開きにくいと感じたら、伸ばした腕を斜め下にするとストレッチしやすくなります。
動画と一緒に行ってみましょう!
AUTHOR
西川尚美
西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」
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