腹筋が弱い→筋トレしてもお腹に効いてる感覚が薄い人に。効果抜群!お腹へこませ&美姿勢エクササイズ
腹筋をつけたいけれど、やろうと思ったトレーニングは思うようにできなかった。お腹に効くはずが首や腰が痛くて、お腹に効いている感覚が薄い。そのような経験をしたことはないでしょうか?今回は、そういった方にこそトライしてほしい腹筋トレーニングをご紹介します。
なぜ腹筋を鍛えるべきなのか?
筆者個人として、体の中でまず鍛えるべき部位は腹筋だと考えています。その理由は、私たちが日常の中で多くを占めている座る・立つといった姿勢を正しい状態に導くには、腹筋が不可欠だからです。
肩こりや腰痛など人によって異なりますが、多くの方は、体のどこかしらに痛みや不調を抱えています。その原因は日ごろの姿勢が影響をしている場合も多いです。座りっぱなしや立ちっぱなしが長い方も多い日本。その長時間続く姿勢が少しでも良くなることで、体が訴えている不調も緩和しやすくなるので、少しずつでも腹筋の力を取り戻すもしくは保つことが重要となります。
無理な腹筋運動は逆効果
筆者のヨガレッスン内では様々な腹筋トレーニングを行うのですが、中には「思うようにできなかった」「お腹じゃない部分が痛くてきつかった」という感想を聞くことがあります。この原因は、その時点でまだ腹筋が強くない状態でトレーニングをしているため、腹筋ではなく他の部分でカバーして必要以上に負荷がかかり痛みなどが出てしまいます。
しかし、負荷がかかっている部分に不調が出てしまう可能性や、思っているよりも腹筋がつくのに時間がかかってしまう可能性があるため、その状態でトレーニングを続けることはおすすめできません。
スッキリお腹&美姿勢エクササイズ
腹筋が弱いから腹筋トレーニングをしたいのにできない!とモヤモヤしている方におすすめしたいのが、今回ご紹介するトレーニングです。仰向けで行うため、運動量が高くなりすぎることも防げますし、どこかを痛めてしまう恐れも低いです。
筆者の生徒さんで腹筋が弱くなかなか思うようにトレーニングができなかった方にも実践していただきましたが、しっかりとお腹に効かせることができましたのでご安心ください。
<やり方>
1)マットの上で仰向けになり、両ひざを立てます。この時、腰をマットにつけ、その状態をこの後もキープする意識を持ってください
2)指を組んだ両手を頭の後ろに置き、頭を軽く持ち上げます。頭を上げると首が痛くなる方は頭は上げないでOKです。両脚を上げ、ふくらはぎがマットと並行になるようにキープします
3)息を吐きながら軽く両脚を前に移動させ、息を吸いながら元の位置に戻します。動かす範囲は無理ない程度で構いません。腰がマットから浮かないように注意して、まずは5回やってみましょう!
4)慣れてきたらだんだんと回数を増やします
マットを引くのが億劫だなと感じる時は、寝る前にお布団やベッドの上で行うのもOKです。ただし、腰が浮かないようにだけご注意ください。腹筋を鍛えることは薄いお腹を作るだけでなく、座り姿勢や立ち姿勢も整えやすくしてくれます。所作も整えたいという方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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