「腹筋運動なし」で下腹燃焼!やっかいな下腹ぽっこりを"なかったことに"する骨盤後傾エクサ
下腹にどんどんたまっていくやっかいなお肉、やっかいなたるみ。日常で使いにくい部位なだけに脂肪を燃焼させるのが非常に難しい部位なのです。でも大丈夫!きつい腹筋運動はせずに、仰向けで寝転がったまま下腹部にしっかりアプローチできるエクササイズがありますよ。
腹筋運動ではダメ?
お腹を引き締めるなら腹筋運動と思いがちですが、背中を丸めて体を起こす腹筋運動で効果が出やすい部位は、お腹の上の方になります。また、とってもきつい上に、筋力を伴っていない状態での自己流の無理な腹筋運動は、首や腰などを痛めかねないので注意が必要です。せっかく頑張ってきつい運動をしても、気になる下腹に効きにくいのは残念ですよね。
下腹を鍛えたい理由
下腹部分は日常でも筋肉があまり伸び縮みをしないため、ほったらかしているとどんどん筋力は衰えていきます。動きがでにくい部分は筋肉のしなやかさ・弾力性が失われていき、そうした部分はどうしてもお肉がたまりやすくなってしまうのです。
また、下腹の力が抜けると骨盤の過剰な前傾を体の前面でおさえる作用も働かなくなり、反り腰を招きかねません。
さらに、筋肉が弱化していくと内臓下垂のリスクもあり、内臓下垂により下腹はさらにぽっこり出てしまうという悪循環におちいってしまうため、どこかで食い止める必要があります。
下腹を鍛えるには
では、下腹を鍛えるにはどうしたら良いのかみていきましょう。
下腹にしっかりアプローチをするには、下腹部やお尻といった体幹下部を使って骨盤を後傾させたポジションを作ります。そこからさらに脚を持ち上げて、体幹下部の筋力を使って脚の重みの負荷に耐えることで下腹を鍛えることができます。普段怠けやすい部位なだけに、いきなり強い負荷でスタートするのはオススメできません。徐々に負荷を上げていく方法で、少しずつ筋力を養っていきましょう。
下腹燃焼!骨盤後傾エクサのやり方
1)仰向けになり膝を立てる(膝と足は閉じておく)。
2)息を吐きながらお尻を丸める要領で骨盤を後傾させ、腰とマットの隙間をなくす。
3)骨盤の傾きを保ったまま、足を浮かせて股関節の上に膝、スネが床と水平になるように膝を直角に曲げて8カウントキープする。
4)さらに負荷を上げていく場合は、膝の角度を直角から狭くしていき、足を少しずつ床に近づける。
●ポイント
脚の重みにつられて腰が反ってしまう場合は、負荷が強すます。プルプルしながらもキープできる高さで筋力を強化しましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く