【片脚ずつバランスを取るだけ】これだけでぽっこりお腹のお肉を落とす「腸腰筋エクササイズ」


腹筋ダイエットを頑張っていてもなかなかへこまない下っ腹。むしろ年を重ねるごとにどんどん脂肪が溜まっていく、とお嘆きの人はいませんか? 腸腰筋にピンポイントで効かせる「片脚バランスエクサ」を紹介いたします。
通常の腹筋運動では改善しにくい「ぽっこりお腹」
ぽっこりお腹になってしまうのは、腹部周囲の筋肉の衰えが大きな原因です。一方で「腹筋運動を毎日頑張っているのに下腹部だけが凹まない」「ウエストのくびれは少しあるのに下っ腹だけが出ている」という人がいます。まずは、意識する筋肉を知っていきましょう。
鍵を握るのは腸腰筋
私たちの腹部には表層部から深層部まで様々な筋肉があります。中でも深層筋である腸腰筋の衰えがぽっこりお腹の原因。腸腰筋は上半身と下半身をつないでいて、脚を上げる・前に出す動きに関わっている筋肉です。

腸腰筋が衰えると骨盤が歪む
腸腰筋は骨盤を支える筋肉の一つでもありますが、衰えると骨盤の歪みやズレを引き起こします。骨盤が歪むことで姿勢が悪くなると、内臓を正しい位置にキープすることが難しくなります。その結果、内臓が下がりぽっこりお腹が出来上がるのです。
骨盤の歪みを解消しよう
腸腰筋が引き起こす骨盤の歪みは股関節の動きや上半身の使い方とも関わりがあります。
「無意識に脚を組んでいる」「立っている時によく片脚重心になっている」「いつも同じ側でバッグなどを持っている」などのくせがある人は、できるだけしないように気をつけましょう。
それ以外にも食べ過ぎや飲み過ぎ、内臓の病気などでも下腹部が出ることがあります。もし、お腹の奥に痛みや違和感がある場合は専門医を受診するようにしましょう。

腸腰筋に効く!片脚バランスエクサ
腸腰筋を動かしてぽっこりお腹を解消するエクササイズをご紹介します。少しキツい運動にはなりますが、良い全身運動にもなりますので、ぜひ試してみてください。
【基本姿勢】
①両脚を肩幅に開いて、両手は腰に置く。
②片膝を曲げ、股関節と同じ高さになるところまで脚を上げる。
③上げた脚の膝で「∞」を描くように股関節から脚を動かす。動かす際に背中が丸まったり、腰が左右にねじれないように注意して。
④呼吸は自然に行いながら、左右それぞれ15〜20回程度実践する。
【難しい場合はこちら】
バランスが取りづらい、脚を動かすと腰も大きく動いてしまう、普段から反り腰なので運動の姿勢が気になる…といった場合は、片手を壁に当てて行ってみてください。
腸腰筋だけでなく、お尻や背中・腰の筋肉も使うため、全身の引き締めにもつながります。

エクササイズの詳細は以下動画からも確認いただけます
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