MEDITATION & MIND
恐怖心を乗り越えるためのアドバイス
日本を代表するヨガ指導者、綿本彰さんが、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は「苦手なポーズがあり、恐怖心が消えない。どうすればよいのか」と悩む読者に答えます。
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恐怖心は危険のサインかも。地道な練習でじっくり克服を
信頼できる指導者が近くにいて、万全なサポート下で練習できるようでしたら、繰り返しそのポーズを練習することで、恐怖心は克服されるでしょう。でももし、独学や万全なサポートがなければ、その恐怖心を信じましょう。きっと安全を保障するものがないから、体が脳に危険をお知らせしてくれているのです。独学の場合は、そういった体からのサインを繊細に受け取ることこそが、安全で効果的にアーサナを深めていくカギとなります。
遠回りかもしれませんが、ほかのポーズで丁寧に体の使い方やアーサナの基本を地道に積み重ね、様々な姿勢で確固たる安定感を育むことができた暁には、きっとそのポーズを行おうとしても、不思議と恐怖心を感じなくなると思います。
そんな日が来るのを信じ、ぜひ拙著なども参考にしていただきながら(笑)堅実なアーサナ練習にいそしんでいただけたらと思います。
教えてくれたのは…綿本彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長、綿本ヨーガスタジオ主宰。父である同協会名誉会長、故・綿本昇師からヨガを学ぶ。大学卒業後インドに渡り、各地でヨガ、アーユルヴェーダの研修をし、帰国。1994年にヨガの指導をスタート。
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