【ズッキーニ】生食できる?気になる栄養や、ひと工夫で変わる!長持ち保存法を管理栄養士が解説
夏野菜として近年人気のズッキーニ。最近スーパーなどでもよく目にするようになってきたのではないでしょうか?ただズッキーニは加熱料理だけでなく、生で食べられることを知っていましたか?今回はズッキーニのおすすめの食べ方や、長持ちする保存方法をご紹介します。
ズッキーニは生で食べられる?
ラタトゥイユやパスタ、オーブン焼きなどで馴染みの深いズッキーニ。見た目はきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間って知っていましたか?ほのかな甘味があり、淡白な味わいが特徴です。ズッキーニは紫外線を浴びてシミやシワができやすい夏に、積極的に摂りたいβカロテンやビタミンCを含んでいます。また身体を冷やす働きがあると言われるカリウムも豊富で、まさに夏にぴったりの野菜です。
そんな魅力的なズッキーニですが、加熱料理だけでなく、実は生でも食べられる野菜ということを知っていましたか?包丁もしくはピーラーで輪切りやリボン状にしてサラダやカルパッチョに入れるとおいしく召し上がれますよ。ただし生で食べるときは薄くスライスするのがポイント。厚みがあると食感が気になったり、青臭さを感じやすくなるので、薄くスライスして、食べる前に塩もみをすると、おいしく召し上がれますよ。
長持ちする保存方法とは?
ズッキーニは時間が経つと中がスカスカになって味が落ちやすい野菜。水分が抜けないよう、乾燥に気をつけることが保存のポイントです。具体的な保存方法以下の通りです。
<冷蔵保存>
①ペーパータオルに包む。
②ポリ袋、もしくはジップ付きの袋に入れる。
③冷蔵庫の野菜室に入れる
温度が低すぎると傷みが早くなるので、野菜室で保存するようにしましょう。7〜10日ほど保存できると言われています。
またズッキーニは冷凍保存をすることもできます。
<冷凍保存>
①使うサイズに切って、ジップ付き袋に入れて空気を抜いて封をする。
②冷凍庫に入れる。
冷凍庫で保存すると1ヶ月ほど持つと言われています。凍ったまま料理に入れて使うことができますよ。
ただ上記の様に切って保存するのが大変という方は、丸ごと保存することもできます。
①ズッキーニをラップで包み、ジップ付き保存袋に入れる。
②空気を抜いて、冷凍庫に入れる。
丸ごと冷凍した場合は半解凍して、使う大きさに切ってから料理に使ってくださいね。
<参考>
JAグループ 春・夏の旬野菜ズッキーニ
農林水産省 夏の食材で「涼」を感じよう<野菜編>
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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