【メロン】失敗しない!甘いメロンの見分け方とは?おいしい切り方とあわせて管理栄養士が伝授!
5〜7月に旬を迎えるメロン。スーパーでも見かける頻度が増えてきましたね。高価なフルーツだからこそ、メロンをおいしく楽しみたい。今回はおいしいメロンの選び方と食べ方をご紹介します。
おいしいメロンの見分け方とは?
濃厚な甘味と芳醇な香りが特徴のメロン。贈答用としても用いられ、特別感のあるフルーツですよね。せっかく購入するのであれば、失敗したくない!おいしいメロンの選び方を見ていきましょう。
①ツルが茶色くなっている
メロンはかための状態で収穫し、追熟することで甘さを引き出すフルーツです。環境や種類にもよりますが、収穫して3〜7日程度で食べ頃を迎えると言われています。ツルが茶色で少し枯れているものは、収穫から時間が経って追熟が進んで食べ頃のサイン。
逆にまだツルが青々としているものは、収穫直後で追熟が進んでいない可能性が高いです。ただし、贈答用などですぐに食べない場合は、ツルが青々としているものを選ぶのがおすすめですよ。
②メロンの底を押すと弾力がある
収穫直後のメロンの底はかたいですが、追熟が進むにつれて柔らかくなってきます。メロンの底を押して弾力があるくらいが食べ頃のサインです。
③甘い芳醇な香りがする
メロンが完熟すると、皮の上からでも芳醇な甘い香りが感じられます。店頭でも確認できるので、すぐに食べる場合は香りがするものを選ぶといいでしょう。
どうやって切るのが正解?メロンをおいしく食べる方法
丸ごと1個のメロンを購入したら、どのように切ればいいか迷うことはありませんか?切り方によっても味わいが変わってきます。
メロンは中央の種の部分が一番甘く、外にいくほど甘さが少なくなってきます。また上部よりも下部の方が甘さが強いのだとか。それはメロンは上から吊るされた状態で育ち、収穫後もツルを上にして保存されます。その為、甘味成分などは下の方に集まるそうです。
甘さを均等に分けたい時は、縦に切れば、均一に行き渡りやすくなります。ただ一部をデザートやジュースなどにする場合は、下半分の甘い場所は生のまま食べて、上半分の甘味が少ない場所をデザートに使ったり、ジュースにして楽しむのがおすすめです。
また保存方法も大切です。基本的には常温保存がおすすめ。未熟な状態で冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が進まなくなってしまいます。食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすようにしましょう。また完熟していないメロンをどうしても早く食べたい場合は、メロンを袋に入れて常温でおいておきます。メロンから出されたエチレンガスで追熟を早めることができると言われていますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
<参考>
JAグループ 春・夏の旬くだものメロン
JA常総ひかり メロン
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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