「どんどん白髪が増える…」白髪対策のために40・50代が避けるべきNGな食べ物とは?

 「どんどん白髪が増える…」白髪対策のために40・50代が避けるべきNGな食べ物とは?
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ふと鏡を前にして髪の毛をセットしていると、白髪が気になってきた経験はありませんか?髪の毛は見た目のイメージにも関係してくる顔の一部です。実は食べ物の選び方でも白髪がどんどん増えてしまいます。白髪を増やさないために避けるべき2つの食べ物と白髪の予防方法について管理栄養士が解説します。

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なぜ白髪になってしまうの??

白髪は老化や遺伝子、紫外線、ストレスなども要因と言われています。これらだけではなく食事も重要です。では、実際どのような食事がNG食材なのかご紹介します。

脂っこい食事・食材

髪の毛の毛母細胞には、色素を作るメラノサイトという細胞があります。脂質の多い食事メニューの頻度や量が多くなると、血液中の脂質量が多くなり、スムーズな流れを妨げてしまいます。血流が妨げられることで頭皮に必要な栄養が届かなくなり、髪を着色するメラニン色素を生成する細胞であるメラノサイトが働きにくくなります。1日に推奨されている油の量は、大さじ1杯程度です。油の多いメニューの頻度を意識せずに食べていると、多い方では1日に大さじ2杯〜3杯程度摂ると言われています。脂質の多いメニューとは、単純に脂っこい揚げ物だけではありません。たとえば、ドレッシングやパンなどの食品の成分は脂質の量が多く、揚げ物以外でも脂質を多くとりすぎている可能性があります。メニューや食材を選ぶ時は脂質の量に注意が必要です。

甘いお菓子

お菓子を食べすぎることで糖分が必要以上に体に入ることになり、タンパク質とお菓子の中の糖分が反応してAGEsという物質に変化します。このAGEsという物質は頭皮にある髪の毛を黒くする細胞のメラノサイトに溜まっていくと、メラノサイトで黒い色素が作られなくなり白髪へ変化します。

AGEsは揚げ物や焼き料理・お菓子などの焼きや揚げて作られる食事に多く存在します。そのため、食事の中で生のまま食べられる料理や、茹でる・蒸すなど焼いたりあげたりしないメニューを多くすると白髪の予防ができます。また、揚げ物や焼き料理などを食べる時は、レモン汁や酢など利用することでAGEsを約半分に減らせると言われています。

NG食材
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管理栄養士からのコメント

髪の毛
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NG食材の共通点は揚げ物です。揚げ物は脂質も多く、メラノサイトに蓄積し白髪にするAGEsなどが多く含まれているメニューです。
揚げ物はスーパーの惣菜やコンビニなどでも取り扱いがあり、気がつくと多く食べているなんてこともあります。白髪の予防や若々しい髪の毛の維持をしたい方は揚げ物の頻度を極力少なくするのがオススメです。

白髪予防は食べ物やメニューを注意するだけではなく、睡眠や栄養バランス・ストレス・血流・加齢なども関係しています。ご自身の生活で意識できる部分をさっそく初めていきましょう。

〈参考文献〉
The Evaluation of Glycative Stress and Anti-glycation Effect|オレオサイエンス 第 18 巻第 2 号(2018)
Glycative stress and anti-aging: 15. Regulation of Glycative stress. 3. Reduction of AGEs intake from food

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AUTHOR

竹内寿美恵

竹内寿美恵

保育園栄養士、スポーツ栄養士、国立病院にて臨床栄養を経験。さまざまな経験を積む中で、ストレスの軽減をし、心身共に幸せな生き方をしたいと心に決める。 そのために『食×栄養×ヨガ』を組み合わせたホリスティックな知識をより深く学ぼうとインドネシア、バリ島にてベジタリアン、ヴィーガン、ローフード、ヨガ栄養学の留学をする。 現在は栄養カウンセリング、ヨガインストラクターなどフリーランスの管理栄養士として活動。



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