50代からの〈寝たままお腹凹ませエクサ〉急に下腹に脂肪がついていきた人はぜひやろう!
体は痩せ型でもなぜかお腹だけぽっこり…。50代になったら急に下腹部に脂肪が溜まるようになった…。今回はそんな悩みを解消するエクササイズのご紹介です。寝たままたった10回でOK!筋力の衰えが気になる人でも大丈夫!呼吸の力を借りることで、しっかり効かせることができますよ。
歳をとるとなぜ下腹部がぽっこりするの?
加齢と共にお腹がぽっこりしてしまうのは、ズバリ!筋力の衰えが原因です。何もしないでいると、代謝の低下と共に筋肉量も徐々に減ってしまうため、体の内側から内臓を支えることができなくなります。その結果、たとえ痩せ型でも、下腹部がぽっこり膨らんでしまうのです。
ぽっこりお腹を解消するには?
ぽっこりお腹の予防や解消には、内臓を覆い、臓器の位置を正常に保つ働きのある筋肉、腹横筋を鍛えることが大切。
腹横筋は、腹筋の深層部にあるインナーマッスル。内臓を支えるとともに、腹式呼吸の吐く息で使われ、お腹を凹ます働きのある筋肉です。シックスパックを作る表層部の腹直筋はもちろん、呼吸の力を使って深層部の腹横筋を刺激することが、ぽっこりお腹解消の近道と言えるでしょう。
呼吸を使ってインナーマッスルを鍛える!寝たままできるぽっこりお腹解消エクサ
吐く息を使ってインナーマッスルの腹横筋を刺激します。小さな動きでもしっかり効くエクササイズですよ。
やり方
1)膝を立てた仰向けで寝る
2)足の裏と裏を合わせて両膝を外側に開き、脚でひし形を作る(寝て行うがっせきのポーズ)。両手を頭の後ろで組んで肩の力抜く。反り腰にならないように、お腹を引き込んで腰をしっかり床に下しておく
3)息を吐きながらお腹を凹ませて、背中を丸めながら頭~肩~肩甲骨まで順番に床から浮かせる
4)息を吸いながらゆっくり上体を床に下す
5)呼吸と共に、上体を浮かせて下す動きを10回繰り返す
ポイント
意識したい部分は下腹部です!吐く息の力を使い、背中を丸め、おへそをのぞき込むように上体を起こします。
反り腰になるとお腹の力が抜けてしまうので、腰が床から浮かないように気をつけましょう。おへそを背骨に引き寄せ、お腹を縮めて凹ませながら行います。
大きく動かなくて大丈夫!肩甲骨が床から浮くぐらいで十分です。お腹以外はリラックスして、肩の力を抜きましょう。下腹部と共に、深い呼吸を意識することが大切なポイントですよ。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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