更年期世代の「なかなか痩せない体」を効率よく刺激する!お腹痩せケア&ストレッチ
「腹筋をしているのにお腹がへこまない」こんなお悩みを感じていませんか?年齢を重ねると、運動したからと言ってすぐに体の変化は感じられないものです。特にお腹は体の中心にあり、刺激が入りにくい場所なのでなおさらだと思います。そこで今日は鈍くなったお腹にセルフケアでしっかりと刺激を入れてお腹の下準備をし、そこからお腹痩せを実現するストレッチを行います。今から1センチでもお腹をへこませたいと思っている方は必見です!
更年期世代のお腹痩せには触覚を刺激する「下準備」が大事
お腹がなかなかへこまない理由。1つはお腹は体の中心部分にあり、背骨のみで支えられているため、日常動作の中ではなかなか使われないからです。もう1つの理由は皮膚の感覚自体も鈍くなっているため、ますますお腹に刺激が入りにくくなっているから。なので、お腹痩せをするためにはお腹の下準備が必要です。
ヒトや動物が外の世界を認識するために必要な五感「視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚」があります。この五感は歳を重ねると徐々に衰えていきます。その中でも特に衰えに気がつかないのが「触覚」です。肌から感じる感覚センサーのことで、運動の中では筋肉の伸びたり縮んだりする感覚です。これが鈍くなるとエクササイズの効果が半減してしまいます。
そこで、まずお腹を毎日マッサージして触覚を取り戻すことから始めましょう。マッサージをするとしないのとではお腹の変化のスピードが変わります。1センチでもお腹をへこませたいという方はマッサージとストレッチを並行して行いましょう。
更年期世代の鈍感ボディを刺激する!お腹痩せケア&ストレッチ
◉お腹痩せケア
お風呂上がりに、ボディクリームをつけて、手でお腹を満遍なくマッサージしてください。ただクリームを伸ばすのではなく、お腹から腰にかけて胴回り全体の皮膚を軽く押すようなイメージで行ってください。人によっては本当に触っている感覚が無くなっている方もいます。毎日行っていると、お腹の感覚が戻ってきます。これに並行して、お腹痩せのストレッチを行いましょう。
◉お腹痩せストレッチ
1)四つん這いの体勢からお尻を後ろに引きます
2)付け根からお腹にかけてストレッチしましょう
10秒キープしてください。腰が硬いと最初はお腹の伸び感を感じないと思います。繰り返し行ってお腹の伸び感が出るまで行いましょう。
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AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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