【運動が苦手でもお腹すっきり】キツくない&続けやすい腹直筋ストレッチ
ウエストを引き締めたいと思うと「まずは腹筋」と考える人が多いと思いますが、負荷も高くなかなか続かない…なんてことはありませんか?実はお腹痩せにはストレッチも有効なんです!今回はお腹痩せに効果的な腹直筋ストレッチのやり方をご紹介します。
腹筋運動が苦手な人におすすめ!腹直筋ストレッチ
お腹のサイズダウンを目的とする運動といったら仰向けでひざを曲げておこなう腹筋運動やプランクなどハードなものが主流ですが、継続するのは、体力的にも精神的にもハードルが高い…。そこでおすすめしたいのが腹直筋のストレッチです。
腹直筋とは
腹直筋はお腹のちょうど中央に位置する筋肉で、一般的に腹筋と呼ばれるシックスパックに割れる筋肉のこと。比較的スリムで腹筋が発達している人の場合、体の外側から形が分かります。主な働きは骨盤の傾きをコントロールすることで、お腹を縮めて腰を丸める動きのときなどに使われます。
この腹直筋が硬いと以下のようなデメリットがあります。
● 体が前に倒れる猫背の姿勢になり、内臓が圧迫されて下に落ちることでぽっこりお腹になる
● 内臓機能の低下や血流の低下から、代謝が下がる
● 腰に負担がかかり、腰痛の原因になる
腹直筋ストレッチで不良姿勢が改善されてくると、圧迫されたり押し下げられたりしていた内臓の働きが回復し、消化機能が向上。内側からのお腹すっきりに加えて、代謝アップにより太りにくい体作りにも期待できるでしょう。では早速、腹直筋ストレッチのやり方を解説します。
腹直筋のストレッチ
<やり方>
1)正座の姿勢からスタート。足は重ねず、かかとを開いて座ります
2)両手を床につき、息を吐きながら指先を少しずつ前に歩かせていき、ひじを伸ばします。腰を丸めて筋肉の緊張を緩めましょう
3)目線は斜め上に向け、お尻と足先を持ち上げたら、ゆっくりと重心を前に移動させます。手首の上に肩がきたら恥骨を床に近づけるようにして腹部を縦に引き伸ばしましょう。
4)ゆったりとして呼吸とともに重心を前後に5回ほど移動させます。膝に痛みがある場合、下にタオルを敷いておくと○。腰に痛みがある場合、無理に行わないようにしましょう
重心を移動させる時、勢いを利用した反動運動にならないように注意してください。弾みを利用すると腰を痛める恐れがあります。慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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