【ヘルシーと思って食べていたら落とし穴…】知っておきたい「糖質の多い」野菜3選

そもそも糖質とは？

糖質という言葉はよく耳にしますが、そもそもどういうものなのでしょうか。
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものを指し、糖質は悪者扱いされがちですが、身体のエネルギー源になるとても大切な栄養素です。不足すると集中力がなくなったり、イライラしたりすることも。朝食を食べないと、ぼーっとして身体や脳のスイッチが入らないという経験はありませんか？これは糖質が不足していることが一因です。
糖質は身体にとって必要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満や糖尿病の原因になることも。また、甘い物に対する依存が高まるなどの懸念もあるので、適正な量を摂ることが大切です。

糖質の多い野菜とは？

野菜の中でも芋類やとうもろこしなどは、主食として食べている国もあるので、糖質が多いイメージがを持っている方も多いかもしれません。それ以外の野菜ではどのようなものが糖質が多いのでしょうか。

①かぼちゃ
甘みがあって食べやすく、ビタミンやカロテンが豊富な緑黄色野菜。栄養価が高いので日常的に食べたい野菜ですが、カロリーや糖質が多いのは注意点です。ダイエットをしている時は食べる量に気をつけるようにしましょう。かぼちゃサラダやかぼちゃの煮物など、甘い味付けになっている料理も多いので、注意が必要です。

②れんこん
れんこんは甘味の強い野菜ではないので意外かもしれませんが、糖質の多い野菜です。他の野菜に比べて、カロリーも多い傾向があるので、食べる量には注意しましょう。れんこんもきんぴらなどの甘辛い味付けがよく合う野菜ですが、塩やお酢などでシンプルに味付けをする方が、糖質を抑えられますよ。

③そら豆
ちょうど今が旬で、店頭にも並び出しましたね。豆類なのでたんぱく質が多いイメージがあるかもしれませんが、実は糖質が多い野菜なのです。一度にたくさんの量を食べる機会は少ないかもしれませんが、量には気をつけるようにしましょう。

＜100gあたりの糖質量＞
ごはん  　35.6g
かぼちゃ  17.1g
とうもろこし　13.8g
れんこん　13.5g
そら豆　13.0g
レタス       1.7g

基本的には芋類や根菜類は糖質が高く、葉物野菜は少ない傾向が多いです。選ぶときの参考にしてみてくださいね。

＜参考＞
食品標準成分表（八訂）