【今が旬「三つ葉」】実は栄養たっぷり!工夫次第で傷みにくい「上手な保存法」と意外な活用法とは

 三つ葉のイメージ
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汁物や茶わん蒸しにもかかせない三つ葉は、おうちでもお祝いの食事に登場することもあるかもしれませんが、すぐにいたんでしまうイメージもあり、少量だけ使って余ってしまうことや、購入を迷ってしまうことありませんか? もともと薬草であった三つ葉の栄養価の高さは抜群。三つ葉を少しだけ使っていてはもったいない!上手に保存して三つ葉をどんどん使ってみませんか。

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三つ葉の種類と栄養

三つ葉には、切り三つ葉、根三つ葉、糸三つ葉の種類がありますが、一般的に年中出回っているのは、茎が青い糸三つ葉です。春が旬の根三つ葉は香りも風味も強くしゃきしゃきとした食感が特徴。冬が旬の切り三つ葉は茎が白っぽくてやわらかで香りも穏やかです。栽培方法によって、見た目や香りの強さに違いが出たもので、品種に違いはありません。

三つ葉はもともと野山に自生していた薬草であっただけあり、βカロテンなどのビタミン類やカリウム・カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

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香り成分を楽しむなら葉

三つ葉の香り成分であるクリプトテネンとミツバエンは葉の部分に最も多く含まれています。この香り成分は、食欲増進やストレス解消、神経を鎮める効果が期待されています。

香りを保つには冷蔵がおすすめ!

三つ葉の命ともいえる香りを保つためには、冷蔵保存がおすすめです。

カットしたペットボトルなどの容器に水を少し入れて、三つ葉の切り口の部分を水に浸かるように挿してラップなどでふたをして冷蔵庫へ。3日に一度水を変えれば1週間から10日ほど保存できます。葉の部分が水に浸からないようにするのがポイントです。

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冷凍保存も

食べやすい大きさに切ってからジップ袋に入れて冷凍保存も。自然解凍ではなくさっと加熱して使いましょう。

ゆでてしまった三つ葉はカットして、一回分ずつラップに包んでジップ袋に入れて冷凍へ。色鮮やかなまま自然解凍で食べることができます。

根三つ葉や糸三つ葉で根がついたままになっているものは、切り取ったあとの根を水につけると新たな葉が出てきて収穫を楽しむことができますよ。

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トッピングだけと思われがちな三つ葉ですが、さっと火が通るので、卵とじやナムル、おひたしなどの副菜や、肉巻き、卵焼きチヂミ、野菜いためやてんぷらなどの主菜にもおすすめなんですよ。スムージーに加えてもいいですね。

上手に保存して、栄養価の高い三つ葉をどんどん使ってみてくださいね。

参照:

「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
「やさい(幻冬舎)」
「からだにやさしい旬の食材 野菜の本(講談社)」
「野菜まるごと事典(成美堂出版)」
「からだにやさしい旬の食材 野菜の本(講談社)」

ライター/大槻万須美

管理栄養士・フードスタイリスト・腸内ケアフードアドバイザー。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、離乳食講座などの料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。

Instagram:@tsukiko_shoku_mind

blog:管理栄養士 大槻万須美♪楽しく食べて健康に♪

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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