サーキュラーエコノミーを実践する人気チョコブランド「SNOWS」のバレンタイン新商品に注目!
冬季限定のスイーツブランドとして誕生し、今では期間限定ショップがオープンすると各地で長蛇の列ができる大人気ブランドが「SNOWS」です。こだわりのものづくりで、大量生産ができないだけでなく、サーキュラーエコノミーを実践する環境に配慮したお菓子づくりをおこなっています。その「SNOWS」から、バレンタインに新登場したのは、今まで見たことも食べたこともないチョコレートチップスです。この食感にきっと驚きます。
冬季限定の「SNOWS」とは
「SNOWS(スノー)」は、2021年1月にスタートし、4シーズン目を迎えた冬季限定のスイーツブランドです。北海道日高町にある自社の放牧酪農場で搾った牛乳などを使用し、北海道の原材料にこだわったお菓子づくりを行っています。また、冬の寒さで脂肪分をたっぷり蓄えた放牧牛乳は濃厚なコクと深い味わいが生まれ、お菓子づくりに最適です。
サーキュラーエコノミーを実践し、お菓子づくりの際に出てしまうお菓子の屑などは、鶏のえさにすることで、卵にコクが出るのだといいます。牛や鶏のフンは牧草を育てるために使われ、年々土壌もよくなります。すると、そこで育つ牧草の状態もよくなり、結果、牛乳もおいしくなります。そのおいしくなった牛乳を使用して生まれるお菓子も、年々おいしくなるという進化を続けているスイーツブランドです。大人気の生チョコレートをサンドした「スノーサンド」は、熱した鉄板で挟み焼きして仕上げられたラングドシャに生チョコレートがサンドされ、サクサク食感と生チョコの味わいに、一度食べるとハートをつかまれるおいしさです。
パッケージには雪山などが描かれ、北海道のブランドであることが伝わるデザインになっています。こちらは、「山の版画家」の大谷一良さんの作品が使われています。その作品感も楽しんでもらえるようにと文字が入れられていません。食べ終わった後は、アート作品を楽しみながら小物入れなどにして使えます。
ほんとうにチョコだけ?と驚くトリプルチョコのチップス
代表的な人気商品の「スノーサンド」もおいしいですが、バレンタイン新商品として登場した「スノーチップス」が、今回のおすすめです。北海道のブランドでもあるため、試食会に参加するまでは、じゃがいものポテトチップスにチョコレートがコーティングされているのかな?なんて想像していましたが、すべてチョコレートでできたチップスでした。
会場には、「スノーチップスができるまで」という展示がありました。まず、チョコレートたっぷりの生地をつくり、ミリ単位で薄さを追求したという極薄のチップスにスライス。その薄いチップスを、1枚ずつカーブをつけるために金具の上に並べます。この波うったようなプレートはバゲットを焼くときに使うものを代用したそうです。独自の製法で焼くときの油もカカオ油脂を使用。揚げ焼きしたら、ビターなチョコを薄く吹きかけ、最後にパウダーのような細かい粒状のミルクチョコでチップスをコーティングしてでき上がりです。
ベースとなるチョコレートチップスに小麦粉が入っているからチョコレートクッキーのような食感もあり、濃厚なしっとりチョコの食感と味わいもあり、初めての口どけチョコレートでした。試食会では、スノーチップス2枚を食べたのですが、見た目以上にボリュームと満足感がありました。
チップスといえば、じゃがいもを真っ先に思い浮かべますが、これからは○○チップスと言わなければいけない時代になるかも。販売スケジュールの詳細は、SNOWSのホームページでご確認ください。
AUTHOR
林ゆり
ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。 関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。
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