【冬太り防止】脚の曲げ伸ばしだけで基礎代謝がグングン上がる「自然と痩せる体を作る腹筋トレ」
太りにくい身体を作るために必要なのは、「基礎代謝」を上げることです。寒くなると身体が体温を維持し内臓から温めようとするため、基礎代謝が上がりやすくなります。夏よりも痩せやすい冬の特性を活かして、しっかりと筋肉を動かし、自然に痩せる身体を目指しましょう!
痩せやすい身体作りに関わる「基礎代謝」とは
私たちが生きるために無意識に行っている呼吸や、体温維持などに使われるエネルギーのことを基礎代謝と言います。基礎代謝が下がると、消費するエネルギー量が減少するので痩せにくくなってしまいます。また、基礎代謝が下がると基礎体温も下がるので、免疫力の低下にもつながります。
基礎代謝が低下する原因
・加齢…基礎代謝は10代をピークに低下していきます。
・筋肉量の低下…骨格筋で消費される基礎代謝は、全体の約22%と言われています。筋力が衰えると、基礎代謝が低下します。
・不規則な生活…生活の乱れやストレスが続くことで、自律神経が乱れ基礎代謝が低下します。
・過度な食事制限…栄養不足から筋肉量が減り、基礎代謝の低下へとつながります。
基礎代謝をアップする「インナーマッスル腹筋」
基礎代謝を上げる方法はいくつかありますが、今回は腹筋に着目します。筋肉には、アウターマッスルとインナーマッスルがありますが、血液循環などを促しているのはインナーマッスル。インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝を上げることができます。
「腹横筋」を鍛える腹筋エクササイズ
お腹をぐるっと包むようについている「腹横筋(ふくおうきん)」やひねる動作の際に作用する「腹斜筋(ふくしゃきん)」は、どちらもインナーマッスル。今回は腹横筋を鍛えるエクササイズにトライしてみましょう。
①床に膝を立てて座り、両ひじを床につき、上半身を後ろに倒していきます。首がつらい人は、上半身を床に全部下ろしてしまっても大丈夫です。
②息を軽く吸って、吐きながら足裏を床から離し、両ひざをぐっと胸に引き寄せていきます。太ももとお腹をくっつけるイメージで、お腹を引き上げていきましょう! お腹がへこむくらい息を吐き切るのがポイントです。
③下腹部に力を入れたまま、両脚をそろえてまっすぐ遠くに伸ばします。かかとは床から浮かせた状態でキープしましょう。腰が反ってしまうとお腹の力が抜けてしまうので、骨盤を床に寝かせるイメージで行ってください。
④これらの両ひざを引き寄せる、伸ばすのエクササイズを5回ほど繰り返しましょう。お腹の力が抜けやすい場合は、お尻の下にブランケットを敷いて行ってみてください。
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AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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