【かぼちゃ×ヨーグルト】組み合わせ最強!酸味で美味しく&栄養バランスも満点になる「デリ風サラダ」
かぼちゃは日本を含む世界中で広く食べられている野菜で、様々な料理に使われます。甘くてボリュームもあり味もしっかりしていますが、ある食材を加えるだけでさわやかでおしゃれなデリ風レシピになります。今回は、栄養的メリットも併せてご紹介いたします。
かぼちゃの栄養
かぼちゃはβ-カロテン、ビタミンB群、C、Eなどのビタミン類や、カリウムなどのミネラルをバランスよく含み、食物繊維も多い緑黄色野菜です。夏に多く収穫されて市場に出回りますが、保存性が高く夏に収穫しても切らなければ数ヶ月保存が出来るので緑黄色野菜が少なくなる冬場にありがたい栄養価の高い野菜です。甘味があるだけに、糖質は含みますが、脂質はほとんど含まずタンパク質もタンパク源になるほどは含みません。
かぼちゃにちょい足し!「ヨーグルト」と「マヨネーズ」
脂質とタンパク質以外は栄養バランスに優れたかぼちゃ。そこに、味の相性の良い脂質とタンパク質を加えたら栄養価が更に高まります。おすすめはヨーグルトとマヨネーズです。ヨーグルトは良質な乳タンパクが補えるだけでなく、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を多く含みます。かぼちゃに含まれる食物繊維がこれらの善玉菌のエサになります。
またマヨネーズの油分は、かぼちゃに含まれるビタミンAやEといった脂溶性ビタミンの吸収を高めてくれます。さらに味についても、かぼちゃの甘味とヨーグルトやマヨネーズの穏やかな酸味はとても良く合います。
かぼちゃにちょい足しレシピ紹介
かぼちゃのデリ風サラダ
クラッカーにのせていただくのもおすすめです。ホームパーティーにもおすすめのレシピです。
【材料】2人分
かぼちゃ 200g
ヨーグルト 50g
マヨネーズ 大さじ1
レーズン 大さじ1
(ナッツ類、あれば適量)
【作り方】
かぼちゃを適当な大きさに切って耐熱容器に入れて、ふわっとラップをかけて電子レンジで600W 3~4分加熱する。
かぼちゃは熱いうちに皮を取り除き、つぶしておく。
ヨーグルトとマヨネーズ、レーズンを加えて混ぜる。器に盛りつけて完成。
◎参考文献
文部科学省,日本食品標準成分表2020年版(八訂)
AUTHOR
亘美玲
管理栄養士。病院栄養士を7年経験後、食品会社で約15年間メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者として従事。 2児の母で、自身の妊娠と出産、離乳食作りの経験から母子栄養の研究を重ね、 産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座の活動を行っている。 離乳食や調理の基本についてSNSでも発信をしている。
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