連載|Dr.yogiの医療の現場からVol.2「寝たきり一歩手前の女性が起こした奇跡」

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Dr.yogiの医療の現場から
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その後、真面目なSさんは、毎日「かわむら式アンチエイジングAKヨガ」を続けました。2カ月で、手助けなしで立ちポーズできるようになりました。Sさんが言うには、膝裏を伸ばすポーズをした後は血の巡りが良くなるなど、体が温まった実感があったそうです。水分補給も以前はあまり気にしていなかったのが、こまめに水を飲むようになり、ひどかった便秘も改善。加齢臭がなくなり肌が綺麗になりました。4カ月目には、開脚前屈で額が床につくように。膝裏を伸ばしたことで開脚が可能になり体全体の柔軟性が増したこと、そして股関節が柔らかくなり、前屈ができるようになったことが要因です。杖のポーズを始めて3カ月でお尻が床から浮くようになり、徐々に腰が伸びて自転車にも乗れるように。現在84歳、日常生活での不自由はありません。
今では、私はSさんを「スーパーおばあちゃん」と呼んでいます。何歳になっても運動を諦めることはないのです。残された体の機能を活性化すれば元気に生活できるようになります。 たとえ腰が曲がっていても、ヨガはできるのです!

スーパーおばあちゃん、6か月の軌跡をプレイバック

川村明
左:ヨガを始めた頃。膝、腰、首が曲がっています。右:ヨガを始めて6カ月経った頃。膝が伸びたことにより、曲がっていた腰が伸び、背中が伸びているのがわかります。(撮影:川村明医師)

さらには…

川村明
杖のポーズの練習を始めて3か月経ったころ(撮影:川村明医師)

杖のポーズの練習を始めて3カ月でお尻が床から浮くようになり、6カ月後には足先も浮かせられるまで元気に!

川村明先生プロフィール

1955年、高知県生まれ63歳。徳島大学医学部卒業、医学博士。1991年に独立、山口県宇部市にて「かわむらクリニック」を開業。57歳からヨガを始め、J-YOGA公認インストラクターの資格を取得。著書に『5秒 ひざ裏のばしですべて解決― 壁ドン!壁ピタ!ストレッチ』(主婦の友社)がある。ブログもチェック!

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