意外と知らない【焙煎時間で変わるコーヒー効果】管理栄養士が解説「コーヒーの知って得する選び方」

 意外と知らない【焙煎時間で変わるコーヒー効果】管理栄養士が解説「コーヒーの知って得する選び方」

毎日飲んでいるコーヒー、何気なく選んでいませんか?実は…美容やダイエット効果に違いがあります。

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「浅煎り」「中煎り」「深煎り」効果に違いはあるの?

コーヒーは、豆の種類と焙煎時間によって分けられます。焙煎時間の短い方から、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の大きく分けて3段階です。一般的なコーヒーとは、深煎りに分類され、アメリカンコーヒーなど少し薄めのものは中煎り、ほとんど飲まれることがないものが浅煎りです。それぞれに、2~3種類さらに分かれており、細かく分けると8段階になります。

コーヒーを入れるバリスタ
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効果別!コーヒーの選び方

「美白効果」がより期待できるのは?

コーヒーには【クロロゲン酸】という美白成分があります。メラニンの生成を抑え、炎症鎮静効果で日焼けダメージを軽減します。焙煎により成分が減るため、美白効果を期待するなら浅煎りコーヒーがおすすめ。

美肌
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「目覚めスッキリ効果」がより期待できるのは?

濃いからカフェインが多いと思っている方がほとんどですが、実は間違いです。焙煎時間が長いとカフェインは減ってしまいます。目覚めをすっきりさせてくれるのは、カフェインの多い薄い色をした浅煎りコーヒーです。

「脂肪燃焼効果」がより期待できるのは?

カフェインは、体脂肪を減らすリパーゼを活性化しますが、浅煎りコーヒーが一番カフェインを多く含みます。運動30分前と運動後に飲むと、効果的に脂肪燃焼が進みます。

エアロバイクをこぐ
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「リラックス効果」がより期待できるのは?

コーヒーを飲んで落ち着きたい場合は、焙煎の香りの強い方が効果的です。焙煎時間が長い深煎りコーヒーの方が、リラックス効果が高くなります。

まとめ

浅煎りコーヒー:美白効果・脂肪燃焼効果・カフェインで目覚めスッキリ
深煎りコーヒー:リラックス効果・胃腸への負担が軽い

美白や脂肪燃焼といった効果が高い浅煎りコーヒー。毎回飲めばいいのでは?と思うかもしれませんが、カフェインが多く胃腸への負担も大きくなります。たくさん飲むと胃痛を引き起こすことも。同じコーヒーばかりを飲むのではなく、効果によって飲み分けすることをおススメします。

リラックスしたコーヒータイム
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【参考文献】
Holly's Cafē

ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師  15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、摂る栄養素や組み合わせをとことん“美”にこだわりインナーケアする美容食で、体の中の細胞を目覚めさせ、整え、キレイにしていきます。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えしたいです。Instagram:beauty.diet_keiko

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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