パークヨガやビーチヨガのお供に！エココンシャスで水にも強い「LYRIS」のバッグ

エコフレンドリーな「LYRIS」とは

「LYRIS」の製品は、ジュースや牛乳の使用済みパックや飲料メーカーからパックの廃材などを譲り受け、ひとつひとつ手作りで生み出されています。手作りするのは、フィリピンの女性たちによって運営されているマニラの共同組合（NGO）の組合員。このNGOの活動を通じて、貧困地域の子どもたちの学費を援助し、女性やシングルマザーの雇用も積極的に創出するブランドです。今年10周年を迎えました。

LYRISブランドディレクターの間弓洋江さんが、アップサイクルで作られるバッグに出会ったのは、シンガポールに住んでいるとき。ただ、当時のデザインは、日本や現在住んでいるオーストラリアの人々との好みが違うと感じ、オリジナルモデルをデザインし、展開してきました。オーストラリアは、サステナブルの意識が高く、瞬く間に人気になったといいます。そして、日本でも、ひと目でLYRISとわかるバッグを持っている人をよく見かけるようになりました。人気の秘密は、アップサイクルであるなどエコフレンドリーであることはもちろんですが、バッグとしての機能も魅力的だからです。

防水・保冷機能や水洗いできる簡単お手入れ

LYRISの製品は、ジュースのパッケージなどの素材が使われているため防水機能があります。ジュースが入っていた素材なので当たり前といえそうなのですが、さらに、保冷効果もあります。これも、ジュースを劣化させない素材ならではですね。しかも、これらはアルミニウム製のため、軽くて丈夫です。重いものを入れても安心ですし、汚れたときは水拭きできます。

ヨガに行く時には、ビッグサイズの「マルシェ」というトートがおすすめだと間弓さん。ウェアや小物など、たっぷり入れられます。

内側のライナーにリサイクルライスバッグ（米袋）を採用したタイプは、丸洗いも可能です。日本の米袋とは違って、かなり丈夫でカラフル。バッグを開けて、何かを取りだすときにも元気をもらえるような明るい色味とデザインが特徴的です。保冷効果もあるため、スーパーで食材を買って持ち帰るときにも便利で、野菜やお肉などのドリップなどで汚れたときも丸洗いできて清潔に使えます。ちょっとしたピクニックに出かけるときは、クーラーボックスの代わりにもなり、ビーチヨガなどのときに飲み物のほか、ちょっとフルーツなどデザートを持って行こうかなというときにも、LYRISのバッグだけで出かけられるので快適です。

バッグが大きくなると、スマホをバッグの中で探すのが大変になります。大きなバッグと合わせて使いたいのが、「モバイル」です。スマホにぴったりのポシェットで、大切なスマホを急な雨などからも守ってくれます。また、アルミ製のためクレジットカードのスキミング防止に効果があり、旅行などにも便利です。こちらは、夏はカラフルなタイプが人気で、秋になるとシルバータイプが人気だそうです。

ハンドメイドのため、すべてが1点もの

10周年記念で登場した限定バッグには、ライナーにヴィンテージ着物の生地や、オーストラリアの先住民アボリジニのテキスタイルのものなど、より一期一会の1点ものが登場しています。ハンドメイドのためすべてが1点ものであり、アップサイクルのため、元のパッケージの模様の関係で織り上げられた表情も少しずつ違います。さらに、作り手がNGOの組合員ということでそれぞれの個性があり、同じアイテムでも微妙に風合いが異なります。ハンドメイドならではの温かさが感じられますね。とはいえ、指示書と違うサイズになっていることもあり、でき上がった商品が届いたときは、ドキドキするのだそうです。

すでにLYRISのアイテムをいくつか持っているファンからは、「新作はないの？」といわれるそうですが、リサイクル素材の調達や人手不足で新たなデザインを次々に出すというのはむずかしいそうです。もちろん、大量生産もできません。とはいえ、昨年からコレクションをずっと見ていますが、多くの新作が登場しています。日本未入荷のヨガマットケースもあるため、今後、日本でのアイテム数も増えそうです。また、同じモデルでも表情が違うため、実際に見て選びたいという場合は、LYRISのサイトで日本でのポップアップ情報が掲載されているので、そちらを参考にしてください。2023年8月31日までは、帝国ホテルプラザ東京で開催中の「クリエーション・アムール」期間限定ショップに出店されています。気になる方は、ぜひお出かけください。