4月のビューティ通信|マスクオフ派もオン派も必須、ちょっと気になるアイテムたち
マスクをオフする機会が増えてきた昨今。そこで今回は、ポイントメイクからバスタイムビューティーまで、オン派オフ派どちらにもデイリールーティンに取り入れたいアイテムたちにクローズアップ。早速チェックして!
「マスクをしていると、どうしてもメイク移りが気になります。そんな時におすすめなのが、薄い布を一枚マスクの下に忍ばせておくこと。こうすると、マスク擦れによる化粧崩れや肌荒れも防ぐことができで、肌を清潔に保つことができます」。
アメリカ・NBSニュースににこう語ったのは、アリシア・キーズ、ヤラ・シャヒディらセレブリティのメイクアップを担当しているターシャ・ブラウンだ。一方、フローレンス・ウェルチらのメイクアップを手がけるリサ・アーロンは、スキンケアアイテムとメイクアップを薄く丁寧に重ねることが、化粧崩れを防ぐポイントでもあると語る。そんな彼女がベースメイクの仕込みにおすすめするのが、美容液タイプのプライマーに、リキッドファンデーションを重ねる技だ。そして、シャーリーズ・セロンらのメイクを担当するナオコ・シンチュは、ベースメイクについて、より細かなアドバイスを伝授。
「マスクをしているときは、顔全体にファンデーションをつける必要はありません。コンシーラーをファンデーションがわりに使って、部分的に気になるところをカバーするだけでもだいぶ違います。特に目の下のくまやくすみはしっかりカバーを」。
日常でマスクをオフする機会が増えたけれど、まだまだマスクを手離せない現在。そこで、クレンジングやバスタイムコスメからポイントメイクまで、オン派オフ派共通の必須アイテムをセレクト。上手に取り入れて、日々美に磨きをかけて。
Skincare : マスク擦れによる、肌荒れを防ぐスキンケアアイテムに注目!
シュウ ウエムラ/敏感肌や季節の変わり目のゆらぎに、マイルドな洗顔料を。
元祖メイクアップ アーティストブランド、「シュウ ウエムラ」のスキンケア代表作“オイルクレンジング”は、スーパーモデルや世界のセレブが絶大な信頼を寄せていることでも知られる永遠の定番アイテム。そのオイルクレンジングと併せて使いたいのが、2023年3月に登場したのが初のアミノ酸ベースの洗顔料「ボタニック ジェントル フォーム」だ。日本の柚子エキスに加え、厳選された9種類のエッセンシャルオイルの芳香が心身の緊張をほぐしつつ、アミノ酸ベースのノンソープフォーミュラが、必要な潤いを残しながらみずみずしく洗い上げてくれる。肌荒れが気になる時は、こんなマイルドな洗顔料に切り替えて。
チャントアチャーム /肌荒れ対策の決定版・常備しておきたい“薬用スキンコンディショナー”。
マスク対策や生理前はもちろん、汗や皮脂のベタつきによる肌トラブルに負けない肌へと導いてくれるチャントアチャームの「薬用スキンコンディショナー」が待望の定番アイテムとなって登場。マメ科植物・甘草由来のグリチルリチン酸をベースに、ドクダミ、オウゴン、シロキクラゲ多糖体等々の有用成分が肌にたっぷりの潤いをもたらしながら、肌荒れのトラブルとなる原因を除去し、なめらかな素肌へと導いてくれる。100%自然由来成分にこだわった処方はもちろん、環境に配慮したパッケージも同ブランドの大きな魅力だ。
ザ・プロダクト/外的刺激から素肌を守り、色ムラを解消する一石二鳥なオーガニックコントロールカラー。
マスクの肌荒れとUVの両方をカバーする秀逸ベースメイクがザ・プロダクトから登場した。SPF21 PA++とデイリーユースにぴったりの低SPF値に加え、防腐剤、シリコーン等々の肌に刺激となる成分を一切排除したノンケミカル処方、さらにはブルーライトカット効果もプラス。また、ヨモギ葉エキスや肌荒れに有効なグリチルリチン酸を配合したスキンケア効果に加え、伸びが良く、どんな肌トーンにも馴染みやすい発色が大きな魅力だ。肌が荒れて赤みがある時はミントグリーン、全体的な色ムラが気になる時はベージュ、そして黄くすみを解消して透明感をアップさせたい時はライラックと、悩み別にカラーをベースに仕込めば、完成度もアップ。単色はもちろん、ベージュとミントグリーンをダブル使いなどの応用も可能だから、全色揃えて使い分けたい。
Makeup : 春本番、プレイフルな大人のポイントメイクを楽しもう!
BLEND BERRY(ブレンドベリー)/色彩理論に基づいた確かなカラーアイテムが、軽やかで洗練された目元を演出。
フレッシュでみずみずしいベリー系のカラーと繊細なテクスチャーで人気の「BLEND BERRY」のアイメイクに注目!”ネオタルジック“をテーマに展開する今回の新色は、どこか懐かしいシアー系の発色に、メタリックな発色が近未来感をプラス。適度な抜け感を演出してにじまず、よれず、つけたての発色がそのまま持続するのが魅力だ。まつげの際ラインやダブルライン等々、思い通りのラインを引きやすいブラシも秀逸。日本人の肌トーンに馴染みやすいリキッドアイライナーだから、全色揃えて気分やファッションに合わせてチェンジして。
Jane Iredale(ジェーン・アイルデール)/マスクをしても色移りなし。発色・持ち・保湿力抜群のスキンケアするリップ。
ジェーン・アイルデールの「ビヨンドマット リップステイ」、といえばマットな発色でマスクに色移りしないことで注目を集めたアイテムの一つ。そんな同アイテムが、今回容量を増量し、リキッドが長持ちするエアが入りにくいケースでグレードアップして登場した。こちらと併せて使いたいのが、ヒアルロン酸と植物オイル配合のリップグロス。ペプチドが気になる唇の縦じわをケアすると同時に、ヒアルロン酸がみずみずしい潤いをもたらし、ぷるっとふっくらリップを実現。滑らかでスルスルと伸びるテクスチャーだから、両方重ねても、単品でもOK。両方ともポーチにインしてフルに楽しんで。
UV Protector:手を汚さずに肌にON! 使い勝手の良いサンスクリーンに注目。
アディクション/待望のクッションタイプのサンスクリーン登場!
オリーブ、ホホバ、セサミ、サフラワー等々の上質のオーガニック植物由来の10種類のアロマブレンドに、ヒアルロン酸・アミノ酸・スクワランをプラス。高い保湿力とUVカット力を併せ持ったクッションタイプのサンスクリーンが、アディクションから登場した。持ち運びに便利なコンパクトタイプだから、いつでもどこでも細部までタッチアップできるのが魅力。白浮きしないのはもちろん、均一に伸びてよれず、みずみずしいツヤをもたらしてくれるプライマーとしても応用可能。使い勝手が良いから、ぜひともポーチに常備しておきたいアイテムだ。
エレガンス/UVカットも、ハリも、ツヤも、なめらかさも!全部欲しがる欲張りファンデ派に。
暑さが増してくるこれからの季節、ベースメイクで一番気になるのが時間の経過による“ヨレ”。朝は完璧だったのに、夕方チェックすると見事に崩れている…そんな大問題を“極薄フィルム膜”で仕上げることで解消し、ハリとツヤまでもたらしてくれるのがエレガンスのリクイッドファンデーションだ。みずみずしく伸びる快適なつけ心地で、SPF50、PA++++の高UVカット力&ウォータープルーフ効果で紫外線から日中の肌をしっかりガード。ボトルをシェイクしてから専用スポンジで肌にのせるだけで、凹凸のないなめらかな肌を叶えてくれる。
ノエビア/全身に使いたいなら、コンパクトなスティックタイプを。
手を汚さず塗布できるサンスクリーンの定番、といえばスティックタイプ。そんな数あるアイテムの中でも注目したいのが、ノエビアから登場した“ノエビア レイセラ UVスティック スムース”だ。SPF50+・PA++++という最高値の防御力に、“スムースパウダー”をプラスし、サラサラの使用感を追求。ムラなく塗ることができる使い勝手の良さ、持ち運び便利なコンパクトサイズ、そしてハーバルスキンケアのパイオニアならではの14種類の厳選植物エキスを配合したスキンケア効果の高さも秀逸だ。リーズナブル&ハイパフォーマンスなサンスクリーンをお探しなら、こちらを試してみて。
Bathtime : 今大注目の2つのブランドから登場したバスアイテムをチェック!
yayoi/パリコレで大注目!日本とフランスの感性のマリアージュが産んだ、至高のボディソープ。
2023年2月のパリ・コレクションのオフィシャルスポンサーとして世界中の注目を集める日本発のブランド「yayoi」の香り高いボディソープが、今話題だ。日本ならではの繊細で雅やかな美意識に、フランスの感性をプラスした「yayoi」らしい和の天然成分のアロマが全身を包み込み、五感を優しくケア。繊細な泡立ちとアミノ酸のグリシンとヤシ油脂肪酸のチカラで汚れをしっかりオフしながら、全身をみずみずしく洗い上げてくれるのが魅力だ。使用後のボディのキメが整い、なめらかさが生まれるのを実感するはず。
hu/心と身体を深く癒す、粉雪のような珠玉のCBDバスフレーク。
CBD配合のアイテムは様々あれど、どれを選んでいいのか分からないーそんな時には、バスフレークから試してみるのがおすすめ。中でも注目したいのが、2023年2月にデビューしたばかりのCBD配合トリートブランド「hu」のアイテムだ。マルチアーティストの植野有紗氏とKemio氏のサポートのもと開発されたバスフレークは、パウダーのような軽やかさと、お湯にとかした瞬間バスルーム中にふわっと広がる天然アロマの複雑で上品な芳香が魅力。五感と全身を深く癒してくれるバスタイムのマストハブを全種類揃えて、気分に合わせて使い分けて。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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