うっかり尿もれ、ぽっこりお腹…諦めなくていい!緩くなる骨盤底筋群を鍛えるすきま時間トレーニング
骨盤底筋群を鍛えたほうが良いとよく聞くけれど、まだ必要とは思えない、本当にやったほうがいいの?と思っていませんか。
骨盤底筋群とは?
骨盤底筋群とは骨盤の底にあるインナーマッスルのことを指します。恥骨・尾骨・座骨にハンモックのように付いていて、骨盤内にある臓器を下から支えて正しい位置を保つ働きや尿道や肛門をしめて排泄のコントロールをする役割があります。無意識のうちに私たちにとって欠かせない働きをしてくれているのが骨盤底筋群なのです。
インナーマッスルですので鍛えなければどんどん衰えていきますが、特に女性は出産する際に骨盤底筋群が大きなダメージを受けると言われています。
鍛えないとどうなるの?
骨盤底筋群の力が衰えていくと、臓器の位置がだんだんと下がっていき、体重は変わっていないのになぜかお腹がポッコリしている状態になります。これは脂肪がついたわけではなく、内臓が下に落ちてきていることが原因。また、排泄のコントロールも担っていますので、くしゃみをした途端尿漏れを起こしてしまうといったことも骨盤底筋群の衰えが原因と言えるでしょう。
コツコツ鍛えよう!骨盤底筋群を鍛えるすきま時間トレーニング
<やり方>
1)用意したクッション(もしくは厚めのタオルを)内ももに挟み、かかと同士を合わせる。つねにクッションを潰す意識を持つのがポイント
2)息を吸いながら、かかとを付けたままつま先立ちになる。内ももへの意識も忘れず10秒ほどキープ
3)ゆっくりかかとを下ろす
歯を磨く時間を活用してみては
すきま時間でできると言われてもつい忘れてしまう…という方は、歯を磨く時間に毎回やると決めてみるのはどうでしょうか。やっみてふらついてしまう方は危ないので避けた方がいいですが、安定してキープできるのであればオススメです。もしくは髪を乾かす時間も良いですね。筆者はレッスン時間以外に、食事の準備中、煮込み時間などを活用しています。
まずは、5回くらいやってみましょう。骨盤底筋群はトレーニングをしても鍛えられている実感がわきませんが、内ももに効いている感覚があればしっかり効いているので安心してください。効いている感じがないとなかなかトレーニングしようと思えないかもしれませんが、年齢を重ねた時に「あの時やっておけば良かった」とならないよう、自分の将来のためにも今からコツコツ頑張りましょう!
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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