40代になって汗をかきにくくなったはぜひ試して!【塩サウナ】で手っ取り早く代謝アップ&美肌効果も
40代になり、「運動しても汗をかきにくくなった」「痩せにくくなった」そう感じている人も多いのでは?今回は運動するよりも手っ取り早く代謝が上がり、なおかつ美肌が見込める【塩サウナ】の入り方や活用法を、サウナスパ健康アドバイザーの筆者がお伝えします!
塩サウナって何?
サウナと聞くとカラカラに乾いた室内で、暑いイメージがあるかも知れませんが、塩サウナは温度が低く湿度が高いのが特徴です。サウナ室内にある大きな器に、たっぷりと塩が盛られています。この塩を塗ってサウナ浴を行います。
温浴施設や健康ランドにいくと高温サウナ、低温サウナ、スチームサウナ、ミストサウナなどがあり【塩サウナ】と書いていなくても、入ってみると「大量の塩が置いてある」なんてことも。低温でじっくり身体の内側から温まることができるので、ドライサウナが苦手な方も、乾燥を気にせず楽しめるサウナです。
塩サウナの効能
塩サウナならではの効能に浸透圧効果があります。"野菜などに塩を振ると、水分がでる"現象。外と中の塩分濃度を合わせようと水が塩分濃度の濃い方へ移動する『浸透圧』効果が私たちの身体にも起こります。塩を身体に塗ると浸透圧効果で、汗の排出が促進されるので普段汗をかきにくい方でも、汗をかくことができるのです。
40代からの「汗をかきにくい」「痩せにくい」というお悩みの原因の一つとして基礎代謝の低下が考えられます。塩サウナで血行促進し、基礎代謝のアップをめざします。代謝があがれば、運動をしても脂肪燃焼効率が上がり、痩せやすい身体になっていきますよ。また、サウナ効果によって出る汗は、タンパク質を含み、皮脂と混ざり合うことで「皮脂膜」を作ります。この皮脂膜は肌に自然なツヤを与え、肌の保護膜としての役割があるのです。つまり塩サウナに入ると肌が潤い、ツルツルになるということなのです!
塩サウナの入り方
準備 コップ一杯分の水分を取る
1) 湯船で温まる(2~3分程度)
2) 塩サウナ室に入り、塩を身体に乗せる
サウナ室に入る前に水気を拭いておくと、さらに発汗作用が見込める。
塩はすり込んでも効果は変わらず、むしろ皮膚を傷つける可能性があるため、表面に優しく乗せる程度でOK!
3)じんわり塩が溶けていくのを待つ
身体の奥まで温めるために、10~15分ほどを目安に入る。あくまで目安なので、決して無理はしないように。
※塩が溶けて汗と混ざり合ってきたら良い具合に発汗しているサイン!
4)身体の塩を洗い流す
塩がついた身体で浴槽に入る行為はNG!冷水を浴び開いた毛穴を引き締める。冷水が苦手な人はぬるいシャワーを浴び、涼しい場所で休憩でもOK。
ぜひ一度近くの施設に足を運んでみてくださいね。
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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