【食べずに増やすタンパク質】の正体とは?サウナやお風呂に入ると"若返り"が叶う理由

 【食べずに増やすタンパク質】の正体とは?サウナやお風呂に入ると"若返り"が叶う理由
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榎本愛子
榎本愛子
2022-10-29

年齢を重ねていくと顕著に気になるのが肌の変化。若い時はピチピチだったのに…過去を思い出してしまうかもしれませんが、今からでも美肌へと復活させることができます!そのためには体内で作られるHSP(ヒートショックプロテイン)というタンパク質を増やすことが重要なのです。

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HSP(ヒートショックプロテイン)とは?

ストレスから身を守るためのタンパク質です。ストレスによって細胞を修復するという作用があり、熱によって増える性質を持っています。
”元気のないレタスを50度のお湯で洗うとシャキッとしたレタスに戻る”という話がありますが、これもヒートショックプロテインの作用。熱ストレスによってヒートショックプロテインが増え、酸化を防ぎ細胞を元気にしてくれたのです!

美肌効果
Photo by Pixabay

つまり私たち人間にも同様で、ヒートショックプロテインが出ると、細胞が修復されます。それにより肌の調子が整ううえに、酸化ストレスによる皮膚や血管の老化などにも効果的なので、アンチエイジング効果も期待できるというわけなのです。

HSPを増やす方法

ヒートショックプロテインを増加させる為には熱ストレスで深部体温を38度程度に上げることを目指し、加温が効果的とのこと!すぐに実践できるのでサウナ・入浴でヒートショックプロテインを増やすポイントをチェックしてみましょう。

サウナで美肌
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サウナ

・70度のドライサウナに4分以上入る
・40度のウェットサウナに10分程度入る
サウナであれば顔も温まるので、顔のヒートショックプロテインも増加し、若々しい素顔でい続けられることでしょう。入浴よりも早い時間でヒートショックプロテインの増加が見込めます。
また、その日の体調や体温によって時間は異なりますので、目安としてお入りください。時間目安に不安がある方はお風呂に浸かって体を温めた後にサウナに入りましょう。身体の内側から温まることができます。

入浴

・40度で20分
・41度で15分
・42度で10分
入浴時間に不安のある方は炭酸系入浴剤がオススメ!入浴剤を入れる場合では40度15分でヒートショックプロテインが増加するそうです。好きな音楽を聴いたり、リンパマッサージや肩回しなどをしながら入ると時間があっという間に感じるかもしれませんね。

共通ポイント

・サウナ、お風呂から出たらすぐ服を着て保温をする。
深部体温が38度の状態が続くとヒートショックプロテインは増えるため、身体を冷やさないようにしましょう。
・常温または暖かい水分をとる
体温を下げないため、冷たい飲み物は避けましょう。
・決して無理をしない
入る時間や「毎日取り組もう」などと無理せず体調と相談しましょう。推奨頻度は週二、三回!

参考にお風呂でできるリンパケア動画を載せておきます↓

参考:
『医者が教えるサウナの教科書』加藤容崇・著(ダイヤモンド社)
HSP入浴法(一般社団法人HSPプロジェクト研究所)

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AUTHOR

榎本愛子

榎本愛子

ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー



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